ツー・フォー・ワン/two for one

ツー・フォー・ワン/two for one

2018/10/30up
マニアック度★☆☆☆☆
two for oneを直訳すると、二個で一個という意味です。
一個買えばもう一個無料とか、半額セールとかに使います。
ニュアンスとしては、「ここのオフェンスを早く使えば、もう一個無料でオフェンスがついてくるよ」って感じです。

クォーターの残り40~50秒でオフェンスが開始された時、残り時間を30~35秒程度残してオフェンスを終え、ポゼッション(オフェンス回数)をもうひとつ増やすことです。

例えば、40秒スタートで24秒で攻めると、相手に16秒残してしまい、次のオフェンスができません。
しかし、10秒の早打ちで終えれば、相手が24秒を使い切っても、6秒残るので、シュートをうてる可能性があります。

期待値で計算すると下記の差になります。
残り時間40秒、10秒で攻めて、24秒で守り、6秒で攻めた場合
・24秒で攻めた場合の期待値を1.0点(10回中5回成功)とする
・10秒で攻めた場合の期待値を0.8点(10回中4回成功)とする
・6秒で攻めた場合の期待値を0.4点(10回中2回成功)とする

〇ツー・フォー・ワンで攻めた場合の期待値
オフェンス0.8 - ディフェンス1.0 + オフェンス0.4 = 期待値+0.2点

〇ゆっくり攻めた場合の期待値
オフェンス1.0 - ディフェンス1.0 = 期待値0点

私が勝手に仮定した期待値ですが、多少慌ててでも、ポゼッションを二回にした方が期待値は高くなります。
実際には私の仮定よりも高い期待値になると思います。
残り時間と点差と戦力を見て、ツー・フォー・ワンで攻めるのか、気にしないで攻めるのかを決定します。
変に意識しすぎてターンオーバーをしてしまうのは、もっとも悪い結果となりますので、くれぐれもご注意ください。


【24秒切った場合】
同様に残り24秒切ってオフェンスになった場合は、相手にポゼッションを与えずにオフェンスで終えるのが最も期待値が高くなります。
ゴール下が空いていれば、「オフェンス得点2点 - ディフェンス期待値1.0点 = 期待値1.0点」となるので、時間を使わずに攻めた方がいいでしょう。

理想としては、10秒までボールをキープします。
8秒程度でアイソレーションかピックプレイで仕掛けます。
残り3秒程度を目安にレイアップかジャンプシュートします。
外れてオフェンスリバウンドを取れればワンチャンスあり、外れてディフェンスリバウンドを取られてもリスクはありません。

NBAだと、24秒は間違いなく使い切ってますね。
これは状況判断ではなく、オートマチックの判断だと思います。

出典:ツー・フォー・ワンという言葉は、NBAの試合中に解説の佐々木クリスさんが使用していました。