バスケットボールにおけるシュートの期待値

あんにょん
大手町一家#99です。

バスケ漬けのGWも無事終わりました。
想定程度の勝敗だったので、やはりどこにも行けなかったのが残念ですが、ほどほどに休めたので、負けて良しとしましょう。
ちょいちょいパクらせてもらっている、コーチMさんのブログでもとりあげられましが、「期待値」という言葉をご存じでしょうか?

バスケットボールは一発逆転がない、ハビットゲームと呼ばれています。
ちょっと極論かもしれませんが、二手、三手まで先を考え、この「期待値」が高い方を選択し続けることが、最善策であると、私は個人的に考えています。
だから、感性でバスケをやる天才肌の方とも、ファンダメンタルを向上して勝利を目指す王道バスケの人とも、バスケ感は合いません。
今、ある資源を最適に使って、最も効率よく、期待値が高い選択をし続け、目先の勝利をかすめ取ろうというのが、私の主義となります。

さて、期待値に話を戻します。
例えば、大手町一家2010~2012の、3年間74試合分のチーム成績ですと下記になります。
2Pシュートが4,331本試投の2,022成功の46.7%
3Pシュートが1,334本試投の359成功の26.9%

単純計算ですと、
2Pシュートの期待値が、2点×46.7%=0.934ポイント
3Pシュートの期待値が、3点×26.9%=0.807ポイント
わずか0.127ポイントの違いとなり、
意外とどっちでも変わらないかなって印象となります。

しかしここで、オフェンス回数と掛け合わせてみます。
一回の攻防を40秒と計算すると、
60秒×40分÷40秒=60回のポジッションとなります。
また60回のうち半分の30本はシュートを外して、さらにその半分の15本はオフェンスリバウンドを取ると仮定すると、60本+15本の合計75本のシュート試投となります。
ちなみに、大手町一家の2010~2012の、3年間74試合分の1試合の平均シュート数は76.6本と、たまたま近い数字になりました。

1試合通して打ち続けた場合の合計得点が下記です。
2P:76.6本×0.934ポイント=71.5点
3P:76.6本×0.807ポイント=61.8点
10点ほど離れてしまいました。

ここがハビットゲームのポイント。
ワンプレイ・ワンプレイだと影響が薄いので、今の選択が良かったのか悪かったのかが分かりにくいのですが、積み重ねた数字によって、初めて良し悪しが判断できます。
分かりやすくするために、単純化しましたが、本当は、複合的に組み合わせて判断していきます。

例えば、3対2でレイアップとミドルシュートの比較です。
・・・と思ったのですが、
長くなりそうだからやめておきましょう。
期待値については、コーチMさんのブログをご参照ください。
それと、2014年スタッツも数試合残っているので、
頑張って早くつけます。
待っている人いたら、すみません。

【今週の試合結果】2015年25勝7負3冠
5/2(土)アークヒルズBBC(大手町一家) 73-53 沖電気(港区二部リーグ)
5/2(土)国際電子テラキャッツ(勉族) 53-73 ふぁいぶふぉ~(中央区一部リーグ)
5/4(月祝)COSMOS 61-97 わたなべ(江東区OPトーナメント準々決勝)
5/4(月祝)アークヒルズBBC(大手町一家) 81-40 スタリオンズ(港区二部リーグ)

港区では、前回OPトーナメント優勝チームにアップセット出来ました。
そして、午前港区で一緒に戦った4人が午後には中央区で敵というメンバー。
精神的支柱の不在もあり、最終的には内部から崩壊していきましたね。
それはそれで経験になりましたので、PDCAしていきます。

そして、港区の残り試合も勝って、8部から1部まで、一回も滞ることなく無事昇格!
秋季には港区制覇目指して頑張りましょう!
その前に、二部決勝もよろしくです。

そして、「わたなべ」さん。
個人的には連敗中です。
来年こそリベンジできるよう頑張ります!


画像引用元:日本バスケットの勝利へとつながる緻密で繊細な「得点期待値」の分析|MacFan