2025年10月練習予定と練習振り返り、磯野眞氏名言

【予定】

10/07(火)〇
10/14(火)〇
10/21(火)×
10/28(火)〇

11/04(火)〇
11/11(火)〇
11/18(火)〇
11/25(火)〇

おかげ様で、コンスタントに体育館が取れました。
しっかりと集まって、ケーズさんにリベンジできれば!

【練習記】

▽week1
フレアスクリーンからの合わせのシュートをやりました。
今月はフレアに特化して練習します。
スクリメージでもフレアからの得点は倍というルールにしました。

▽week2
ドライブからのフレアの合わせの練習をしました。
ドライブにオフボールの二人が連動して合わせるためには、予測が必要となります。
フレアの場合は、スペースを広げる動きなので、ドライブのコースをつくるために早めに動いても大丈夫です。
スクリメージでは、なかなか再現するのが難しかったですが、引き続き意識だけは持っていきたいと思います。

【バスケの名言】

「正しさより、伝わること。多分正解でチームをまとめる。」
by磯野眞氏@長崎ヴェルカアナライジングコーチ兼男子日本代表テクニカルスタッフ

下記のインタビューから名言風に勝手に要旨抽出しました。
個人的には本当にすごく大事なことだし、理学と工学という表現がすごくしっくりきて、以降の自分のスカウティングにも大きな影響を与えて頂きました。
これはバスケ以外にもビジネスや子育てにも有効なのではとも思っています。

▽YOUTUBEからの引用
僕は究極的には、スカウティングは「意思統一の時間」だと思っています。
この週末、この相手に対して、自分たちはどういう戦いをしたいのか?
それを全体で統一する時間かなと思っています。

ある人は「Aっていう選手がより大事だ」と思っていて、
ある人は「Bっていう選手が大事だ」と思っている。
その考えがバラバラのまま試合になると、
「いや、ここもっと守れよ!」みたいなことが起きるんです。

でも、それを起こさないように、全員が同じ目線で、
「このチームに対しては、これとこれとこれが大事で、これは絶対にやらせちゃいけないよね」
というのを意思統一していく。

その過程の中で、
「相手はこういう癖があるよね」とか、「こういう傾向があるよね」とか、
そういう話をしていくイメージです。

たぶん、よりレベルの高い相手だと、
「こうしてきたら、こうします」みたいなことが起きてくる。
そういうのが、いわゆる戦術的なやり合いとか、駆け引きというか、
そういうことが起こってくるんだと思います。

結局、最後に届けなきゃいけないのは“人間”なんですよね。
だからこそ、やっぱりそこは難しい。

彼らが理解しやすいようにするにはどうすればいいのか。
僕が分かっているだけじゃ意味がないので、
彼らがちゃんと理解できるようにするには、どうすればいいのか。

分析をするにしても、
「真実を追い求める人」と「現場での活用を重視する人」、
どちらも大事なんですけど、分かれる印象があります。

それは、理学と工学の違いみたいなものだと思っていて。
理学部っていうのは、数学とか物理学とかを使って、
この世の仕組みがどうなっているかを正しく解明しようとする。
一方で、工学っていうのは、それを実際の人間社会で使うにはどうすればいいかを考える。
いろんな制約条件を考慮して、
「理論的には正しくないけど、現実的にはこうしなきゃいけないよね」
という判断をしなければならない。

たぶん、それって分析の中でも同じだと思うんです。

「正しく心理としてはこうだよね」「こうしたら勝てるよね」
みたいに言う一方で、
僕らみたいに現場で働いている人間は、いろんな制約条件がある中で、
分からないこともたくさんある。

その中で「とりあえず、これが正解じゃない?」と思ってやっていかなきゃいけない。
そういうところが、やっぱり簡単ではないんですよね。

磯野さんはコーチ研修の同期で、一緒に学んだ際に一流のアナリストとしての知識量や瞬発力に大変感銘を受けました。
Bリーグでも日本代表でも頑張ってください!