バスケ研究用」カテゴリーアーカイブ

サイティング/sightingて何?バスケ用語

【サイティング/sighting】

サイティングとは、シュートの際に、顔や目の動かして照準を定めることです。
サイティング(sighting)を直訳すると、『照準を合わせる』という意味です。

【リングの手前?奥?目をつぶる?】

スラムダンクで、主人公の桜木がフリースローをうつときに「リングの奥を狙え」、「手前だ」、「目つぶって投げれば」というアドバイス(野次)のシーンがあります。
結論を言うと照準は「リングの中央」が相応しいです。
リングの奥か手前を見てシュートをしている人は、定めた照準ではないところに向かってシュートをするということになります。
狙っている位置とボールが通る位置がずれているのは、本来おかしなことです。
しかし、リングの中央は物質ではなく空間なので目に見えないというデメリットもあります。
感覚としては、リングの手前と奥が少しぼんやり見えてる時が、リングの中央を見えているパローメーターとしています。
また、シュートの軌道をイメージして、「軌道の最高到達点」という空間を見るというタイプも存在します。
これはアーチを高くするコツともなり、慣れると違和感なく高いアーチでシュートがうてるようになれます。
照準は、ボールの終着点である「リングの中央」か、マイルストーン(中間ゴール)である「軌道の最高到達点」が正解です。
バンクシュートの場合はバックボードでもOKです。

ドリブル・キャッチ・アップ/dribble catch upて何?日高先生のバスケ用語

【ドリブル・キャッチ・アップ/dribble catch up】

ボールマンディフェンスの時、抜かれ後に止められる地点まで先回りのダッシュをしてドリブラーを捕まえることです。
参照:バスケットボール戦術の基本と実戦での生かし方新版

カオス/chaosて何?バスケ用語

【カオス/chaos】

バスケットボールのカオスとは、①オフェンス:オフェンス同士が正しいスペーシングを取れず「狭い・被った状態」。
②ディフェンス:オフェンスリバウンドを取られた後やターンオーバー直後の「ディフェンスが整っていない状態」。
③全体:意思疎通が「混乱している状態」をあらわします。

カオス(chaos)を直訳すると、『無秩序・混乱』という意味です。

【カオスであり、フラクタルである】

「サッカーはカオスであり、フラクタルである」という有名な言葉があります。
フラクタルとは、適当にどこを切り取っても全体と似ている成り立ちという意味です。

バスケもサッカー同様に、試合はカオスとなります。
練習通りに事が運ぶ方が稀です。
日本人は、練習をうまくクリアするための練習上手(練習の為の練習)の傾向にあり、練習でのカオスを嫌います。
しかし、試合はカオスとなるので、欧州では、試合の為の練習という意識で取り組みます。
試合上手になるためには、練習から頭が混乱するようなカオスの状態の方が好ましく、練習をルーティーンでできるようになった時点で、練習メニューから外した方が良いという考えです。

【コスモス/cosmos】

⇔コスモス/cosmos
コスモス(cosmos)を直訳すると、『秩序や調和のとれた状態』という意味です。
当クラブのチーム名も「COSMOS」となります。