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ドリブル→止まる→相手にぶつける→自らキャッチ→再びドリブル。これってあり?

2025/10/3追記
現在はこちらのルールは「なし」に変更になりました。
ボールマンがドリブル後に故意に誰かにぶつけてもリセットにはなりません。
ただし、自分以外の誰かが能動的に触り、ボールが手から離れれば、再度ドリブルは可能です。

【Q、再びドリブルはありかなしか?】

A1はドリブルを終えた後、B1に故意にボールを当て、そのボールをリカバーし、再びドリブルを始めた。
審判はそのままゲームを続けさせた。
審判の処置は正しかったか?(〇)間違えていたか?(×)

【A、再びドリブルの回答】

正しい(〇)

【解説】

24.2ドリブルを終えたあと
プレイヤーは、ひと続きのドリブルが終わったあとにあらたなドリブルをすることはできない。
ただし、次のことでボールのコントロールをいったん失ったあとふたたびボールをコントロールしたときは、あらたなドリブルをすることができる。
(1)フィールドゴールを放つ
(2)相手プレイヤ-がボールに触れる
(3)パスまたはファンブルしたボールが、他のプレイヤーに触れる

【ポイント】

〇相手にぶつけるというプレイ例

・ボールが出そうになった時、相手にぶつけてボールを出すプレイ。
・スローインの時に出しどころがなくて、相手にぶつけて出して、もう一度スローインをやり直すプレイ。
・スローインで、ディフェンスが後ろを向いて守っている場合、相手にぶつけて、自分でキャッチしてシュートするプレイ。
→相手にぶつけるプレイ自体は違反ではありません。
※顔面に投げたら、強さに応じて、テクニカルファウルの対象となります。

〇再びドリブルができるプレイ例

・ドリブルが終わり、保持している最中に相手がボールをはじき、手から離れた。
・ドリブルが終わり、味方にパスをしようとしたら、相手にぶつかり、それをキャッチした。
→自分以外の誰かが触る&自分の手からボールが離れる=ドリブルはリセット

〇コントロールとは?

では、「B1に故意にボールを当て」という行為がコントロールなのでは?と思った方もいると思います。(私とかね)
チームコントロールは定義がありましたが、個人のボールコントロールに関してはルールブック上で定義がありませんでした。
しかし、ドリブルの部分では下記の記載がありました。

24-1-2
ドリブルが始まるのは、コート上でライブのボールをコントロールしたプレイヤーが、ボールを投げたり叩いたり転がしたりしてフロアに触れさせたり、バックボードを狙ってボールを投げ当て、その後、他のプレイヤーが触れないうちに再びそのボールに触れたときである。
ドリブルが終わるのは、ドリブラーの両手が同時にボールに触れるか、片手または両手でボールを支え持ったときである。…

2019ユニフォーム規定(JSB・日本社会人バスケットボール連盟)

「ユニフォーム規程」について
JSBより競技規則の中の「ユニフォーム規程」について解りやすい解説が出されています。
各チームでは徐々に規定に沿ったユニフォームになるよう心掛けてください。
なお、関東大会や全国大会などのJSB主催大会では、本年度より適用されますので、出場チームは必ず理解するようにしてください。
2019-08-29

【2019バスケットボール競技規則について】

JSBでは各種全国⼤会・各種ブロック⼤会・地域リーグは2019バスケットボール競技規則を完全採⽤します。
ただし、各都道府県予選・各都道府県リーグ戦についてはユニホーム規程に関しては各都道府県の社会⼈連盟の裁量に任せます。

【4-3 ユニフォーム】

4-3-1
◦シャツの下にTシャツを着ることは、いかなるスタイルであっても認められない
◦ソックスは、全てのチームメンバーが同じ主となる⾊でデザインされたもの、ソックスは⾒える状態でなければならない。
※ユニホームと同⾊でなくても良い。
※⻑さは不揃いでも構わない。
※サポーターでソックスが⾒えなくなる場合、出来るだけソックスが⾒える状態にしてください。

Bリーグでは統一されていません(2019年時点)が、NBAもFIBAも統一されていますね。

【4-4 その他の⾝につけるもの】

4-4-2 プレーヤーは、他のプレーヤーに怪我をさせる可能性があるものを着⽤してはならない。
◦次のものは⾝につけても差し⽀えない︓
­ 腕や脚のコンプレッションスリーブ
­膝の装具で、適切にカバーされているもの
­ リストバンドやヘッドバンドは、最⼤10cmの幅で、繊維素材のもの
同じチームの全てのプレーヤーの、腕や脚のコンプレッションスリーブ、ヘッドギア、リストバンド、ヘッドバンド、テーピングは全て同じ単⾊でなければならない。
特に下記にルールに関して各⼤会での徹底をお願いします。

※ すべての⾝につけるものは、同じチームのプレーヤーは同じ⾊を着⽤しなければならない。
(チームで統⼀ではあれば何⾊でも構いません※2019年度ルール対応)

体育館の設備で暖房等が無い場合は⼤会主催の決定によりユニフォームの下にコンプレッションの半袖・⻑袖のシャツの着⽤を認めます。
ただし、⾊に関してはチームで統⼀ではあれば何⾊でも構いません。
またライン・柄などは認めない。メーカーロゴは1カ所のみOKとします。
※暖房が設備がある体育館では原則認めない。

【2019ルールの変更点、ユニフォーム(4-3)】

⽬的︓詳細を追加する。
変更点︓
◦シャツとパンツは同じ主となる⾊でなければならない…

FIBAとNBAのルールの違いまとめ

思いついた順に箇条書きします。

〇試合時間

NBA:12分×4Q=48分
FIBA:10分×4Q=40分
延長は両方とも5分です。

NBAの方が合計8分長いです。

〇公認ボール

実は両方とも同じ円周74.9cm~75.9cmで作られています。
NBA:円周74.9cm~75.9cm
FIBA:円周74.9cm~78cm
1990年代まではFIBAが3cmもムラがありましたが、現在はNBAと同じ大きさに合わせて作られています。
ちなみに女子の6号ボールが72.4cm~73.7cmとなります。
6号72.4cm、NBA74.9cm、7号78cmで比較したらNBAが6.5号と言われるのも納得ですね。
NBA:SPALDING
FIBA:molten「BG5000」
以前はNBAもFIBAも同じデザインのボールでした。
同じタイミングでデザインが変わったのですが、NBAの選手会が拒否をしたことで昔からのデザインのボールをNBAは使っています。

〇3Pライン

FIBA:6.6m~6.75m
NBA:6.71m~7.24m
NBAの方が最大で約50cm長いです。
0度10cmの差ですね。

〇コート

NBA:縦(サイドライン)28.6m、横(エンドライン)15.24m
FIBA:縦28m、横15m
実質同じ大きさになります。
誤差はアメリカがインチで計るからでしょうかね。

〇ベンチ

FIBA:コートからベンチに向かって右が白
NBA:コートからベンチに向かって左がホームチーム
なぜか反対ですね。なぜでしょうか?

〇ユニフォームの色

FIBA:向かって右(ホームチーム)が白
NBA:各チームが4色用意し、ホームチームが色を選択、アウェイチームが被らない別の色を選択
ホーム(ロケッツ)赤、アウェイ(バックス)黒なども可能

〇個人ファウル

NBA:6個で退場
FIBA:5個で退場
時間が20%アップしているので個人ファウル数も20%アップしているのだと思います。

〇タイムアウト