トピックス」カテゴリーアーカイブ

スタント/stuntって何?バスケ用語

【スタント/stunt】

スタントとは、ドライブやピックプレイでノーマークになったプレイヤーを三線ディフェンスがカバーに入ることです。
カバーに入ることでゴール下の存在感を示し、ドライブを諦めさせます。
突っ込んできたらそのままマークマンをスイッチし、ノーマーク状態が解消されたら元に戻ります。
遅れてヘルプに行くというより、あらかじめヘルプのポジションに位置するイメージです。

stuntを直訳すると、離れ業・曲芸です。

【ハードスタント】

自分のマークマンよりもダイブやドライブへのヘルプを優先し、極端にヘルプにでることをハードスタントと呼びます。
ピック&ロールのカバレッジ(守り方)でショーディフェンスを採用する。
それを先読みして、オフェンスはスリップする。
さらにそれを先読みして、ハードスタントで、スリップへのパスをインターセプトする。
さらにさらにそれを先読みして、ハードスタントでもインターセプトされないように、スリップをショートロールして、ハイポ付近でレシーブする。
など、戦術の応酬はとても面白いです。

【チェックバック】

スタントの動きを素早く行うと、チェックバック(出てすぐ戻る)やヘジテーション(躊躇させる)と呼びます。…

トレント・タッカー・ルール/trent tucker ruleて何?バスケ・NBA用語

【トレント・タッカー・ルール/trent tucker rule】

トレント・タッカー・ルールとは、残り0.2秒以下の場合はタップかダンクしか認められないルールのことです。

【JBAの2019ルールブックの条文】

JBAの2019ルールブックの条文だとこうなっています。
16-2-5
スローインあるいは最後のフリースローの後のリバウンドのときに、ボールをつかんでショットをするためには、最低でもゲームクロックが0.3秒以上を表示していなければならない。
0.2秒あるいは0.1秒しか表示されていない場合、ショットを成功させるためには、ボールをタップするか直接ダンクして入れるしかない。

【ルールが作られるきっかけになった事件】

1990年にニューヨーク・ニックスのトレント・タッカーが決めたシュートから命名されたルールです。
1991年にNBAで、2010年にFIBAで制定されたルールです。

この大逆転シュートに、当時のデビッド・スターン・コミッショナーが異議を唱え、シュートを打つのに必要な時間を検証しました。
その結果、最低でも「0.3秒」が必要な時間と定められ、反対に0.2秒以下はシュートできないので、タップかダンクしか駄目という結論になりました。…

フロッピーって何?バスケ用語意味解説

【フロッピー/floppy】

フロッピーとは、ゴール下に位置したプレイヤーがスタッガードスクリーンを使ってウイングにカッティングするプレイです。
floppy(フロッピー)を翻訳すると「やわらかい、弱い」となります。

【セットオフェンス】

フロッピーをカモフラージュに使ったセットオフェンスはこちら

【Youtube動画】

フロッピーのセットオフェンス動画です。