バスケ用語」カテゴリーアーカイブ

ドリブル・キャッチ・アップ/dribble catch upて何?日高先生のバスケ用語

【ドリブル・キャッチ・アップ/dribble catch up】

ボールマンディフェンスの時、抜かれ後に止められる地点まで先回りのダッシュをしてドリブラーを捕まえることです。
参照:バスケットボール戦術の基本と実戦での生かし方新版

カオス/chaosて何?バスケ用語

【カオス/chaos】

バスケットボールのカオスとは、①オフェンス:オフェンス同士が正しいスペーシングを取れず「狭い・被った状態」。
②ディフェンス:オフェンスリバウンドを取られた後やターンオーバー直後の「ディフェンスが整っていない状態」。
③全体:意思疎通が「混乱している状態」をあらわします。

カオス(chaos)を直訳すると、『無秩序・混乱』という意味です。

【カオスであり、フラクタルである】

「サッカーはカオスであり、フラクタルである」という有名な言葉があります。
フラクタルとは、適当にどこを切り取っても全体と似ている成り立ちという意味です。

バスケもサッカー同様に、試合はカオスとなります。
練習通りに事が運ぶ方が稀です。
日本人は、練習をうまくクリアするための練習上手(練習の為の練習)の傾向にあり、練習でのカオスを嫌います。
しかし、試合はカオスとなるので、欧州では、試合の為の練習という意識で取り組みます。
試合上手になるためには、練習から頭が混乱するようなカオスの状態の方が好ましく、練習をルーティーンでできるようになった時点で、練習メニューから外した方が良いという考えです。

【コスモス/cosmos】

⇔コスモス/cosmos
コスモス(cosmos)を直訳すると、『秩序や調和のとれた状態』という意味です。
当クラブのチーム名も「COSMOS」となります。

ドノバン・ステップ/donovan stepて何?バスケ用語、アン・ドノバン選手

【ドノバン・ステップ/donovan step】

ドノバン・ステップとは、アン・ドノバンのシグネチャームーブのことです。
ドリブルのキャッチの時に体を回転させ、ステップを使ってチェンジオブディレクションします。
何回かやってみましたが、あまり有用ではありませんでした。
ある程度の足の長さがあれば効果的なのかもしれません。

コーディネーショントレーニングの一環として使われることが多いです。
参照:バスケットボール戦術の基本と実戦での生かし方新版

【アン・ドノバン】

ドノバン・ステップのモデルとなったアン・ドノバン(Anne Donovan)とは、Wリーグで歴代最長身(204cm)でシャンソン化粧品で優勝3回とMVP2回を獲得しました。
また、ナショナルチーム米国代表としても1984年ロサンゼルス、1988年ソウルの2大会連覇に貢献しました。
その後は、指導者としてWNBAや米国女子代表のヘッドコーチに就任しました。