【クロージング・ラインナップ/closing lineup】
クロージング・ラインナップ/closing lineupとは、試合終了の時にコートにいる5人のことです。
コーチは相性や好みなどの組み合わせによりスターティングラインナップの5人を決めますが、必ずしもベストの5人とは限りません。
接戦(目安としては10点差以下、クラッチタイムの定義は残り5分以下5点差以内)で残り5分に達すると、ほとんどのコーチは、コートにベストな5人を出場させます。
スターティングラインナップよりも、クロージングラインナップの5人の方が信用の置くプレイヤーを出場させていると言われています。
確かに、私がコーチをする時は先発のうち1名は、経験させるためにも色々と変えています。
しかし、接戦の終盤はその日の調子で多少変化することもありますが、基本は信頼度ベースで固定されています。
【スターティング・ラインナップ】
⇔スターティング・ラインナップ/starting lineup
先発出場する5人のプレイヤーことです。
【ロサンゼルス・レイカーズ2019-20シーズンの場合】
〇スターティングラインナップ
G エイブリー・ブラッドリー
G ダニー・グリーン
F レブロン・ジェームス
F カイル・クーズマ
F アンソニー・デイビス
〇クロージングラインナップ
G レイジョン・ロンド
G ダニー・グリーン
F レブロン・ジェームス
F カイル・クーズマ
F アンソニー・デイビス
参照:Ranking every NBA team’s best closing lineup entering the 2019-20 season
実際にコーチがクロージングラインナップからブラッドリーを外して、ロンドを入れているかは不明ですが、参考としたサイトでは上記のようになっています。
ブラッドリーが27.4分出場で1.8アシストに対して、ロンドは16.5分出場で4.5アシストなので、ロンドの方がアシスト能力が優れていると思います。
終盤になれば、レブロンやアンソニーにシュートをうって欲しいと考えたら、理にかなっているとは思います。
練習ゲームでのクロージングラインナップのレイカーズです。