前回は準優勝のチャレンジャーとして迎えた墨田区春季大会。
予選では葛飾バックボーンを擁するTOKYOに競り勝ち、
墨田区一部決勝の相手は前回と同じイエローサブマリン。
関東実業団の旧東京電力メンバーが中心の、墨田区や豊島区も優勝を誇る老舗の強豪チーム。
【試合レビュー】
福士・松島・旭・ブライアンに急きょ、勉族Cの佐々木を加え、控えに金・村田・細井で臨む。
予選でインサイドで活躍した李・五十嵐が不参加だったので佐々木の参加はかなりありがたい!
向井が仕事で前半は間に合わない予定なので、どう前半を気に抜けるかが鍵となる。
1ピリ
大手町一家はマンツーマンD、対するイエローは3-2ゾーンD。
福士の3Pで始まるが、ターンオーバーから6連続失点で5-12の7点ビハインド。
福士のスティールから松島のレイアップ。
ブライアンのスティールから松島の3Pで10-12の2点差まで詰める。
#7阿部の3連続ミドルに対し、福士の3連続3Pで19-20と互角で1ピリを終える。
2ピリ
イエローがマンツーマンに切り替える。
ブライアンが相手エースの#7阿部を抑える代わりに、#17伴が連続得点。
福士が得点・リバウンド・アシスト・スティールとオールラウンドに活躍。
福士・松島・佐々木の3連続3Pでリードを広げる。
少しでも時間を稼ぐ為にTOを二回使い切る。
最後は福士のブザービーターで52-40の12点リード。
前半終了と同時に向井が到着した。
向井がいない間にリードできたのは大きい。
3ピリ
福士・向井・松島・旭・佐々木でスタート。
2ピリが点取り合戦だったのに対し、3ピリはお互いに疲れが見え、点が入らない。
特に勉族組は直前の中央区との連戦の疲れが目に見えて出ていた。
相手が連続得点をしてからは5分間、両チームとも無得点。
向井のシュートがようやく決まりはじめ、ようやくちょっとずつ点が動き出す。
このピリオドで細井が4F、ブライアンが3Fとファウルトラブルに陥る。
リバウンドをもぎとるがシュートが入らない。
対して、イエローは#7阿部と#17伴を中心に点を取り、60-54と6点差まで詰められる。
4ピリ
福士・向井・旭・ブライアン・佐々木でスタート
シュートが一本も入らない間に、#7阿部→#17伴→#3涌井(3P)→#7阿部のシュートで62-65と一気に逆転され、後半初めてのタイムアウト。
佐々木の足がつり、松島と交代。
直後に福士の3Pで再逆転!
ブライアンのスーパーオフェンスリバンドから福士のレイアップで69-65。
残り5分、ブライアンが4Fでいよいよインサイドが危なくなる。
しかし、福士の3Pで7点勝ち越し、相手のTO。
勢いは止まらず、旭の超絶リバウンドからのブライアンのワンマン速攻、向井のミドルシュートで、残り3分30秒で78-65の13点リード。
だがイエローの猛追が始まり、#17伴(3P)→#1福地(3P)→#3涌井の連続得点で、わずか2分で8点詰められ、残り1分30秒で78-73の5点差となったところで、後半二回目のタイムアウト。
向井のレイアップが決まり、ブライアンのFT2本が決まったところで、相手はファウルゲーム&3Pで攻めてくるが、きっちりとディフェンスリバウンドを取り、旭のレイアップで勝負が完全に決まった。
最後は#7阿部のシュミレーション&5F退場という、珍しいテクニカルファウルが出て、この試合一番の笑いと拍手に包まれた。
2014年墨田区春季大会は86-75で大手町一家がイエローサブマリンをくだし、初優勝を飾った。
思えば、3部優勝→2部優勝→1部三位→1部準優勝→1部優勝と2年の月日をかけて墨田区制覇となった。
ちなみに今回の勝利が、大手町一家公式試合50勝目のメモリアルゲームとなった。
【スコア】
大手町一家-相手
1Q:19-20(19-20)
2Q:52-40(33-20)
3Q:62-54(10-14)
4Q:86-75(24-21)
【個人スタッツ】
play of the game
#5:福士大輔
27点、3P7本、11R、10A、トリプルダブル達成、39EFF、40MINフル出場
#1/村田/DNP
#3/佐々木/GS/5点/2P(1/8)13%/3P(1/2)50%/11R(2O/9D)/1S/2B/3T/8EFF/2F/32MIN
#5/福士/GS/27点/2P(2/4)50%/3P(7/14)50%/FT(2/2)100%/11R(1O/10D)/10A/4S/4T/39EFF/4F/40MIN
#7/松島/GS/23点/2P(7/13)54%/3P(3/5)60%/4R(4D)/5A/3T/21EFF/3F/31MIN
#20/向井/9点/2P(4/14)29%/3P(0/1)0%/FT(1/2)50%/6R(1O/5D)/1A/1S/1T/4EFF/2F/20MIN
#21/細井/0点/2P(0/2)0%/1R(1D)/1S/0EFF/4F/9MIN
#23/旭/GS/12点/2P(4/15)27%/3P(1/5)20%/FT(1/2)50%/10R(1O/9D)/2A/1S/1T/8EFF/4F/40MIN
#78/木元/GS/6点/2P(3/5)60%/FT(0/1)0%/9R(5O/4D)/5A/2S/2T/17EFF/4F/28MIN
#99/金/0点/2P(0/1)0%/-1EFF/0MIN
合計/82点/2P(21/62)34%/3P(12/27)44%/FT(4/7)57%/52R(10O/42D)/23A/10S/2B/14T/96EFF/23F/200MIN
【イエローサブマリン】
#1福地慎司/2点/3F
#3涌井俊明/GS/11点/3P1本/4F
#7阿部直彰(CAP)/GS/16点/5F
#15川上臣/GS/9点
#17伴基一郎GS/26点/3P1本/4F
#23荒井敏樹/GS/3点/3P1本/2F
#96黒澤聡/3P1本/0F
【最終結果】
男子
一部優勝:大手町一家
一部準優勝:イエローサブマリン
二部優勝:GTG
二部準優勝:オフィスヤマシタ ブルドックス
三部優勝:ICE AGE
三部準優勝:ABC。BOGS
女子
一部優勝:たちばな
一部準優勝:酒友会
二部優勝:CMBクラブ
二部準優勝:大手町一家