祝!女子バスケアジア制覇

あんにょん
大手町一家#99です。

おめでとうございます!
FIBAアジアバスケットボール選手権大会に、女子日本代表が優勝しました!
同時に3大会ぶりにリオ五輪の出場を決めました。
団体球技としては、女子バスケが最初のリオ五輪出場を決定した団体となります。

思えば、男子のいざこざに巻き込まれ、全く関係のない女子までも、国際大会参加禁止の制裁を受けていました。
川淵チェアマンのおかげで無事に制裁が解かれ、予選では1点差に苦しまれた中国相手に35点差をつけて、大会全勝での完全優勝を果たしました。
江東区ではおなじみの吉田亜沙美選手は、予選の中国戦での決勝ゴールを筆頭に、大会MVPの渡嘉敷来夢選手と共に大会ベスト5に輝きました。
ある意味、日本のバスケは、今が一番注目されている時期になります。
男子もここで好成績を残すことが出来れば、プロ化に花を添えることができるでしょう!
日本代表の活躍を心からお祈り申し上げます。

【ファウルゲームについて】
先日、審判をしている時に、シーソーゲームの白熱した試合がありました。
残り時間24秒をきったぐらいだったと思いますが、1点差でリードしているチームが攻めている時、残り時間と点差を考えて、ファウルゲームを想定しました。
最近のルール改正で、ファウルゲームは戦略の変化をくみ取って、積極的にファウルをコールすると、ルールブックに記載されるようになったので、ファウルゲームを仕掛ければ、すぐにファウルをコールするよう準備をしていたのですが、なかなか、ファウルゲームに行かない???

ん?このままだと、何もせずに負けてしまうぞ???
と思っていたのですが、特に変化がない。
軽く相手に触っているが、接触が弱いので、ファウルゲームのつもりではないのだと思いましたが、残り5秒ほどで、一応、ファウルをコールしました。
本来では吹かないであろうシチュエーションでしたが、かなり迷いながらのコールでした。
その後、そのチームはボールをキープされて負けてしまったのですが、試合後に、負けチームから、ファウルゲームに行っているのにコールされなかった理由を聞かれました。
次に、すぐ試合だったために、「接触が弱すぎる」と、かなり大雑把な説明をしてしまったが、ちゃんとした説明をすればよかったと反省しています。

さて、ファウルゲームですが、慣れてない人が試みてもファウルは鳴りません。
私は、必ずファウルゲームを仕掛ける時は、やり方まで指示を出します。

「なるべくスティールを狙いに行って、ダメならファウル!」
これだと、うまくかわされて、時間を消費されてしまうリスクがあるので、スティールを狙いに行くのか、ファウルゲームに行くのか、戦略を明確にします。

・スティールに行くのか?
・ファウルゲームに行くのか?
・スティールができなかったらファウルに切り替えるのか?
どれを選ぶかは残り時間と点差次第です。

ファウルゲームを選択した場合のファウルの仕方ですが、ハッキングではファウルは鳴りません。
ただ触っているだけや、ちょっと押しているだけでもファウルは鳴りにくいです。
逃げているプレイヤーをプッシングすると、ハードファウルを吹かれる可能性があります。
ファウルゲームに行くときは、必ずホールディングにします。
具体的に言うと、「腰をつかむ」です。
これでもファウルが鳴らない場合は、審判に直接「ファウルに行ってます」と、アピールした方がよいでしょう。
→現在は故意のファウルはアンスポとなるので、この戦術はつかえません。

【今週の試合結果】2015年36勝11負4冠
9/6(日)NBBC 79-63 INFINITY(足立区四部一回戦)
9/6(日)COSMOS 89-62 SPELLBINDERS(葛飾区二部)

次は大事な試合です!
頑張りましょう!