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レイトコール/late callって何?バスケ審判用語。

【レイトコール/late call】

レイトコールとは、ファウルが起こってしばらくしてからコールする審判用語です。

【レイトコールが起こる理由】

レイトコールが起こる理由は主に二つです。
理由1、即座に判断ができなかった。
すぐにファウルだと判断できなかったけど、やっぱりファウルだと判断し直して吹いた場合です。
この場合は、会場に大きな違和感が発生します。
それでも、ミスを流してしまうことに比べれば、ナイスリカバリーです。

理由2、アドバンテージを確認した。
ファウル三原則(接触・責任・影響)の影響を見てから吹いた場合です。
ファウルされたとしても、ノーマークのレイアップができるケースもあります。
ファウルを吹くことで、アドバンテージ(有利な状況)がなくなってしまうことを審判は避ける必要があります。
その場合は、一旦、流して、レイアップまで行ければそのまま流します。
やっぱり影響があって、ボールをロストした場合は、レイトコールして、遡ってファウルを取り上げます。
FIBAだと違和感ありませんが、プロの興行だと観客は納得してくれないかもしれません。

レイトコールと言っても、一概に悪い笛という訳ではありません。
むしろ、レイトコールは勇気を持ったナイスリカバリーの笛だと思って、温かい目で見てあげてください。

【ディレイドコール】

ディレイドコール/delayed call(遅延した笛)と表現することもあります。

審判に文句を言う行為はバスケットボールの品格を落とすのでやめましょう。…

フライングエルボー/flying elbowって何?バスケ用語。シュートフォームを直す練習メニュー

【フライングエルボー/flying elbow】

フライングエルボー/flying elbowとは、シュートの時に肘が外側に広がってしまうことです。

【フライングエルボー矯正練習】
バスケットボール指導教本では、フライングエルボーの習慣を直す練習方法を紹介しています。
利き腕側を壁に沿って垂直に立ち、真っすぐシュートすることで、フライングエルボーを修正します。
外側に肘が広がってしまうと壁に肘がぶつかるので、シュートできません。

【エルボーイン】

⇔エルボー・イン/elbow in
脇を閉めたまま、肘が真っすぐ上にあがるシュートのことです。…

ボーナス/bonusって何?バスケ・NBA用語。フリースローの時に使う言葉

ボーナス/bonus

ボーナス/bonusとは、チームファウルが4個以上あり、次にファウルされたらフリースローになる状態のことです。

【チームファウル・マネジメント】

チームファウル・マネジメントとは、1Qのチームファウル数(1試合の個人ファウル数)に上限があるので、ファウル数をコントロールする試みです。
ファウルマネジメント例
・Qの序盤にチームファウルが貯まってしまった場合、ゾーンにしてファウルをケアする。
・ファウル数に余裕がある時はワンショットプレイ(Q終わりの24秒以下のオフェンス)に対してファウルしてプレイを途切れさせる。
・リードされた最終Qに、いつでもファウルゲームに持ち込める準備をするため、チームファウル数をあえて増やしておく。

【ハック・ア・シャック】

NBAではボーナスのルールを利用して、フリースローの下手な選手にファウルする「ハック・ア・シャック」という作戦が存在します。

ハック・ア・シャックの利点は、相手のオフェンスで消費する残り時間を止めることができることです。
終盤で少し差がついて負けている場合、少しでも早く、少しでもシュートが下手で、リバウンドの強い選手に対してファウルすることで、通常よりも若干ですが勝率を高めることが可能となります。
尚、FIBAでは、ボールに対するファウルでないと、アンスポーツマンライクファウルとなり、ボーナス+ポゼッションとなるため、露骨なハック・ア・シャックは存在しません。…