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リップ・スル-/rip through

【リップ・スル-/rip through】

リップスルーとは、ボールを保持している時に、振り回し、体の反対側にボールを移動させることです。
リップ・スル-(rip through)を直訳すると、『引き裂き通過する』という意味です。

【リップ・スル-の利点】

リップスルーは、プレッシャーリリース(相手のプレッシャーから開放される技術)となります。
マークマンのプレッシャーがきつくディフェンダーが触れそうな状態(触れている状態)の時に使います。
また、リップ・スルーのまま強引にシュートまで持ち込めば、シュートファウルともなりえます。
参照:DVD恩塚亨 プレッシャーリリースドリル ~苦しい状況を打開する力が、積極的なプレーを引き出す~

【スイング/swing】

スウィング、スイング (swing) とは、英語で「揺らす」「振る」の意味です。
リップスルーのことをスイングと表現することもあります。

チームオフェンス

チームオフェンスとは何か?
私はオフェンス5人が共通した意思を持ったオフェンスだと思います。
パスで崩してもチームオフェンスですし、アイソレーションでの1on1も広義のチームオフェンスだと思います。

【チームオフェンスの概念】

どうすればチームオフェンスが成立するのか、4つの共通概念を説明したいと思います。
・スペーシング
・サイドチェンジ
・シェアザボール
・シュートセレクション

【スペーシング】

オフェンス同士の位置が被った状態をカオスと呼びます。
反対に適切な距離関係を保った状態をコスモスと呼びます。
カオスを避けるために、適切な距離感を理解することが大事です。
アウトサイドプレイヤー同士の距離感は5mが適切と呼ばれています。
フリースローラインが4.9m、エンドラインからフリースローラインまでの縦線が5.8mなので、そのふたつの線を目安にするとわかりやすいと思います。
またアウトサイドプレイヤーとインサイドプレイヤーは3mが最適な距離感となります。

ポストはディフェンスにシール(体が密着)された状態なので、これ以上遠いと、パスを入れにくくなります。
アウトサイドプレイヤーが距離を作るために下がる(リトリートドリブル)こともスペーシングのコツとなります。

【サイドチェンジ】

オーバーロードしたゾーンオフェンスを除き、基本的にパス3回で崩せなかった場合は、逆サイドに展開した方がよいでしょう。
片サイドだけでボールを展開しても、ディフェンスの動きに大きな変化はありません。
しかし、反対側に展開されると、ボール・ミー・ユ-の原則からディフェンスは立ち位置を変えることになります。
また、オフェンス自身もポジションを変えることになるので、ディフェンスの動きはより変化があります。

【シェアザボール】

「ボールは爆弾であり、2秒以上ボールを保持してはいけない。」
これは、球離れを推奨している言葉です。
また、2005年NBAチャンピオンであるデトロイト・ピストンズのヘッドコーチ「ラリー・ブラウン」はシェア・ザ・ボールを提唱していました。
折角、ボールが展開して、ディフェンスの形が崩れても、ボールをとどめてしまうと、ディフェンスも正常な形に戻ります。
オフェンス戦術やチームのコンセプトによって、多少異なりますが、2秒以上ボールを持たないことがチームオフェンスの要素となります。
余談ですが、ポストアップしたインサイドも2秒してボールが入らなかったら、きれてスペースをあけた方がよいプレイとなります。

【シュートセレクション】

スペーシング、サイドチェンジ、シェアザボールでお膳立てをしても、シュートセレクションが合わないと、台無しです。
シュートセレクションに合わないシュート(タフショットや想定外のシュート)はよくありませんし、シュートセレクションに沿っているのにシュートをうたないのもよくありません。…

2018/01/23プラクティスレポート

2018/01/23プラクティスレポート

雪が残るなか、ご参加いただきありがとうございました。
今週は、男女ともに上手な方がたくさん参加していただき、とても勉強になりました。
平日にゲームができる人数が集まるだけでありがたいので、レベルは問いません。
奮って、ご参加ください!

【レポート】

〇メニュー

7:15~7:30個人アップ
7:30~7:45
男子、ドリブルシュート→1on1(ディフェンス勝ち残り)
女子、ランニングシュート→2対2(スイッチアップの意識)
7:45~9:10ゲーム(女→男、8分×5回※3回ゾーン)
9:10~9:15、3Pミートシュート10本イン×3か所

〇参加者

男12人、女11人

〇所感

女子は、次の対戦相手対策として、対スクランブルディフェンスの練習をしました。
3回やって、ターンオーバーが8回→6回→3回と、ミスは徐々に減っていきました。
まだまだ課題は残りましたが、試合よりもハードな環境だったので、なんとか行けると思います。
ディフェンスにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
きつかっただろうな~、ごめんね。
それと、対スクランブルディフェンスの相談をさせていただきましたKさん・Yさん、対戦相手の情報を提供してくれたMさん、ありがとうございました。

あん・どぅ・とろわー
にゃあー