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2020MVP表彰&スタッツリーダー

来週をラストに波乱の2020年が終わります。
今年は、多くの公式試合が中止となり、代わりにワンデイ大会や練習試合を中心とした活動となりました。
2020年の目標として掲げた「チームとしての1%の成長」は、勝率面でも充実度としても、残念ながら叶いませんでした。
2021年の目標は「コロナに負けない」にしておきます。

【2020年表彰】

男子MVP:ユア
ユアが色々と積極的に(裏から)方針決定をしてくれました。
まさか、ユアのモチベーションが一年も続くとは驚きです。

男子表彰:リキト
ユアが積極的に方針決定をしてくれましたが、人集めやら出欠やらの面倒な作業は全部リキトが取り仕切ってくれました。
事実上のMVPです。

女子MVP:チヒロ
2年連続の最多出場、今年はさらに全試合出場でした。
そして、まさかのフリースロー成功率と3P成功率の二つでスタッツリーダーとなりました。
G不在時はGをやらされることもあれば、C不在時はCもやらされるという、(都合の)いい女っぷりを発揮し、プレイ面で急激な成長をとげた一人となります。
また、運営に関しても色々と意見を発信してくれたり、時にはコーチの悩みを解決してくれたりと、本当に大助かりです。
私の独断で決めましたが、(多分)満場一致のMVPだと思います。

女子表彰:マイ&デミ
長年にわたって、チームを支えて頂き、今年は練習にも人をいっぱい呼んでくれました。
また、月曜バスケにもたくさん参加いただき、ありがとうございます。

【2020年女子スタッツリーダー】

出場試合数
23:チヒロ(2年連続2回目)

21:デミ
19:ナツカ
チヒロが2020年全試合出場してくれました!

得点
20.9:ヒカル(2年連続4回目)

15.9:ナツカ
14.4:イチ
さすがのヒカル様ですね。

FT%
70%:チヒロ(初受賞)

63%:イチ
62%:ヒカル
イメージがあまりなかったけど、フリースロートップでした。

2P%
55%:ヒカル(2年ぶり3回目)

48%:イチ…

♀ vs IK様、練習試合@ホーム(2020年12月)

2020年土日の最終活動は練習試合11戦目。
女子で練習試合を年に11回も出来たのは凄いことですね。

【スコア】

五右衛門 vs 練習試合
1Q:14-4(14-4)
2Q:31-17(17-13)
3Q:46-20(15-3)
4Q:72-32(26-12)
※8分ゲーム

【表彰】

〇MVP

イチ
39EFF、32得点、16リバウンド、32分フル出場

〇プレイ・オブ・ザ・ゲーム

デミ&リト
ドライブ→キックアウト→コーナースリー→ハイタッチ

【振り返り】

今回、初めて日付指定での練習試合を組むことになりましたが、なかなか組めずに5チーム目でやっとオファーを受けていただきました。
対戦相手の皆さん、本当にありがとうございました。
しかし、反対に当日まで4人しかいないというトラブルもありましたが、メンバーが声掛けをしてくれたおかげで、無事に6人そろいました。
いつも、皆さんありがとうございます。

カメラマンも不在ということで、初めてウェアラブルカメラで審判やりながらの撮影をしました。
きっちりと全部をカメラに収めることができ、これはこれでありですね。

試合は立ち上がりからチーム全体が安定していました。
特にイチが無双状態の32得点をとりました。
それ以外もデミ10アシスト&リト9アシストとボールがしっかりムーブしました。
途中でケガが発生し、一時は4人でプレイということになりそうでしたが、怪我を押してプレイを頑張ってくれている間に6人目がきて、無事にバトンタッチ。
最後はチヒロのブザービーター(公式試合ではやっちゃダメだよ)で締めくくりました。


デミはかわいいポーズ

【試合戦績】

目標勝率:2勝1負ペース(勝率67%)
公式試合通算:49勝37負(勝率57%)
公式試合2020年:5勝4負(勝率63%)
練習試合2020年:5勝6負
年内公式+練習で10勝10負の五分だったので良しとしましょう!

2020年は今までの計画が全て水泡に帰す波乱の一年となりました。…

プリ・ローテート/pre rotateって何?バスケットボールディフェンス用語

【プリ・ローテート/pre rotate】

プリローテートとは、ローテーションの準備として、あらかじめ動いておくことです。

上画像の場合、黄色のディフェンスが、まだ青がノーマークになっていない状態で、(ブリッツをするので)ノーマークになることを予測し、あらかじめローテーションに行っています。
pre(プリ)を翻訳すると、「前の」です。
日本語だとプレと表現することが多いです。
rotate(ローテート)を翻訳すると、「交替する、回転する」です。
日本語だとローテーションと表現することが多いです。

【ローテーションとは】

プリ・ローテートの前に、ローテーションを説明します。

ローテーションとは、三線ディフェンスのヘルプによってノーマークになったオフェンスに対し、他のディフェンスが玉突き式にマークマンを変えることです。
上記の図で言えば、ボールマン③に対してX3がボールマンディフェンスとなります。
X4は、リング下で三線のうちリムプロテクションを担当します。
X2も三線となりますが、リムプロテクションとは別の役割となり、X4に合わせて動ける準備をします。
③に突破された場合、X4がリング下で待ち構えてファウルするとフリースローになる可能性があります。
よって、X4はペイントの外まで迎え撃てるのが理想となります。
するとX4がマークしていた④がノーマークとなるので、X2がポジションを下げて、④と②の両方に対応できる準備をします。
ドライブで抜かれたディフェンスを助けるX4の動きを「ヘルプ」と呼びます。
X4のヘルプで空いたオフェンスを埋めるX2の動きを「フィル」と呼びます。
狭義には、X2とX1のフィルの動きを「ローテーション」と呼びます。
広義には、X4のヘルプの動きとフィルを含めた全体を「ローテーション」と呼びます。
マークマンを二人の間で交換することで完結するスイッチはローテーションとは呼びません。

【プリ・ローテートの具体例】


ローテーション(ローテート)がノーマークが発生した後に動くのに対し、プリ・ローテート(ローテーション)は発生前に動くのが違いです。
プリ・ローテートがよく使われるのは、ピック&ロールディフェンスのブリッツの時です。
ボールマンに対してダブルチームに行くので、ピックマンがノーマークになります。
ピックマンがダイブしてくれればプリ・ローテートしてなくても対応できますが、ピックマンがポップアウトされるとプリ・ローテートでないと間に合いません。
ピック&ロールのカバレッジがブリッツだった場合は、三人目がプリ・ローテートすることをあらかじめ決めておかないと、対応できません。…