2016/10/5練習記
女子が品川区準決勝進出!
まさかの快進撃で勝率が一気にあがりました。
準決勝勝ったら焼き肉行こう!!
【3C分析】
3Cとはビジネスで使われるマーケティング手法です。
これをバスケに置き換えて、自分自身を分析することで、チームにとって最大のパフォーマンスを発揮することにつなげます。
3Cとは、「Company:自社、Competitor:競合、Customer:顧客」の頭文字です。
「自社→自己、競合→チーム、顧客→対戦相手」に置き換えて分析しております。
自己分析
あまり客観視できていない人もいますが、自分のことはそれなりに理解できていると思います。
自分のみを対象に強みと弱みを把握します。
私の強みは、「リーダーシップ、ボイス、短時間で出し切ること、アウトサイドシュート、ディフェンスの一線の当たり、リバウンドへの執着心、試合中の課題発見&課題解決能力、リスクを取らないプレイ、フォアザチームの精神」
私の弱みは、「身体能力、クリエイトシュートの能力、身長、速いスピードのディフェンス」
自分の強み・弱みの分析ができたら、どう向上していくかに結びつけます。
年齢を20代半ば~30代半ばで、練習環境が週二回程度と考えると、驚異的な伸びしろの可能性は低いと思います。
勿論、ドリブルを強化したり、シュート力を強化したり、ラントレして体力をつけたりと色々な方法はあります。
しかし、賛否両論あると思いますが、全体のパフォーマンスをあげることより、強みを強化し、弱みを避けた方が個人にとってもチームにとってもパフォーマンスがあがります。
チーム分析
自己分析が終わったら、チーム分析に入ります。
例え、自分の強みがあっても、チーム内に同じ特徴のプレイヤーがいて、相手の方がパフォーマンスが高い場合は、上位互換プレイヤーの方がスタメンを勝ち取ります。
能力比6:4だった場合は、監督目線でみた場合、休ませる時、ファウルトラブルになった時、調子が悪い時などのネガティブな状態の交代要員として見ます。
しかし、上位互換プレイヤーと差別化を図ることで、ポジティブな理由での交代理由がでてきます。
例えば、上位互換プレイヤーの弱点がディフェンスだったら、ディフェンスを頑張るプレイヤーとして印象つけることで、チームとしてディフェンスを強化したい時にプレイタイムがまわってきます。
チームとしても足りない穴を埋めるピースとして期待できるので、需給が一致する形となり、win-winの状態となります。
上位互換プレイヤーの魅力がシュートであれば、同じようにシュート力を磨いても、コーチ目線では魅力を感じません。
もっと詳しく知りたい方はビジネス用語でいうSWOT分析を参考にしてください。
対戦相手分析
バスケはフリースロー以外すべて、動的スポーツに分類されます。
つまり自身のパフォーマンスが高くても、相手のパフォーマンスがより高いと、成果が生まれません。
よって、試合ではマークマンと相手チームの特徴を把握することを推奨します。
特に若いプレイヤーに多いのが、いつも通りのプレイをしようとして、結果が悪いと、「調子が悪い」と結論付けて終わらせてしまいます。
私はほとんどの場合、個人の調子が悪いというよりも、相手のパフォーマンスや相性が悪く、結果が出ないと思います。
相手の身長がいつもより5cm高いだけでも、自分のパフォーマンスには大きく影響します。
ベテランになると、意識・無意識問わず、自然とできるようになりますが、若い頃は考えながらプレイするか、振り返ってPDCAしてください。
対戦相手個人を見る場合は、シュート力があるか?ルーズボールを追うか?ボールシェア率は高いか?などの特徴を把握します。
対戦チームを見る場合は、キープレイヤーは誰か?穴があって局所戦をしかけられないか?全体的なシュート力はどうか?などです。
分析後
分析が終わったらどうするか?っていうと、基本的にはいつもと変わりません。
1対1のスポーツであれば、相手によってまるごと変えてもいいと思いますが、5人連携して急激に変えると自滅することもあります。
いつもより少しディナイを厳しくする。ゾーンディフェンスをする。攻め処をミスマッチ箇所にするなど、小さな変化でアジャストしていくことが理想です。
本日の練習メニュー
〇参加者
・コーチ1人
・男10人
・女9人
〇メニュー
・3Pシューティング
・レイアップ
・ゲーム(対ゾーンオフェンス)
・インターバルはミーティング
・男女対抗3Pシュート40本(トップと45度)、女子一本差で勝利、男子二往復半の青学ラン
【所感・PDCA・ミーティング】
女子はここまできたらあと二勝欲張りましょう!
男子も台東区制覇が現実的になってきたので、頑張りましょう!
あと、ボールにはこだわりましょう。
チームでレイアップやミートシュートをやる時は必ず公認球を使いましょう。
あん・どぅ・とろわー
ニャー