Gamblers vs 松本一家(2021春季品川区OP一回戦)

全部のクラスが混ざったオープントーナメントのはずなのに、初戦から決勝まで優勝経験のある強豪チームとの連戦となる死のブロックとなりました。

【スコア】

自チーム-相手チーム
1Q:11-10(11-10)
2Q:30-15(19-5)
3Q:46-24(16-9)
4Q:62-30(16-6)

今回もサンレーブスとビックブルーメンツが参加している豪華布陣でした。
全員得点で無事に「松本一家」こと「わたなべ」に快勝です。
モーション、ホーンズ、シャツと多くのセットプレイがあり、ぶっつけ本番でやっています。
Bリーグ経験者が多数のチームでバスケIQがみんな高いので、普通にできちゃう皆さんをただただ尊敬です。
次回は前々回に決勝で敗れたグライドボンバーズです。

【前試合の審判】

HMCこと東村山クラブとBLITZの試合の審判を担当しました。
試合は22-5とHMCの圧倒で始まり、ワンサイドゲームになると思いきや4Q終盤で追いつき同点で延長へ。
3分の延長もシーソーゲームでもつれて、最後はHMCが決めきれずに59-58の一点差でBLITZが勝利しました。
そんな中、何回か役員席にいたB級審判に確認したので、忘れないように記録します。

〇ハンドチェッキングのチープファウル

JBAプレーコーリングガイドには下記の記載があります。
・ハンドチェックについては、触れ合いの度合いで判断せず整理するべきプレーである → 軽い判定(チープなファウル)とは区別する
・悪い手・腕・肘は、ディフェンスとオフェンスのリアクションではなくアクションに対して判定する必要がある。

上記の観点から、ボールマンに対するダブルアーム(両手で触る)とロングアーム(肘を伸ばした状態で触る)を、それぞれ一回ずつオートマチックでファウルをコールしました。
ファウルをしたディフェンス側もそうですが、ファウルされたオフェンス側も「今のでファウルなの?」というようなリアクションでした。
ゲームキャプテンからも指摘を受けたので、念のためにインターバルに役員室に行って聞きました。

ハンドチェッキングのオートマチックコールは、結論としては、「一試合通して、同じ基準ならば問題ない」ということです。
つまり、一試合統一していればとりあげてもいいし、とりあげなくてもいいという、やや曖昧な結論でした。
今後もここはオートマチック(オフェンスのリアクションを見ずに判断)に取り上げたいと思います。

〇ツーミニッツピリオドのタイムアウト

4Qの残り2分きった状態でフロントコートでディフェンスファウルがありました。
その時に、オフェンス側がタイムアウトをコールしました。
この時にスローインの位置を選べるのかどうかが疑問となりました。

その時の説明では、スローインをバックかフロントかを選べるのはゴールが成功した時のタイムアウトだけとの説明を受けました。
念のため、ルールブックを確認したら、失点時だけでなく、ツーミニッツピリオド時にバックコートで請求したタイムアウトに限りフロントかバックを選択できるとの記載を確認しました。

29-2-4
第4クォーター、オーバータイムでゲームクロックが2:00 あるいはそれ以下を表示しているとき、バックコートからスローインを与えられることになっているチームに認められたタイムアウトの後で、そのチームのコーチは、フロントコートのスローインラインからのスローインでゲームを再開するか、バックコートのゲームが止められた場所に最も近いアウトオブバウンズからのスローインでゲームを再開するかを選択することができる。

今回はフロントコートで請求したタイムアウトだったので選択できないし、スローインの位置もタイムアウトを請求した時の位置ということでした。

〇インプレイ時にTO席からブザーが鳴った時の処置

残り1分切って同点だったと思いますが、スローインのボールをプレイヤーが投げ、コート内のプレイヤーがキャッチした後にTO席がブザーを鳴らしました。
明らかにプレイが始まった後と判断し、ゲームを止めずに続行させました。
オフェンスもディフェンスも一瞬戸惑ってましたが、すぐに速攻に走り、ファウルをもらいつつレイアップを決めました。
この時、ファウルをしたプレイヤーから「ブザーが鳴ったんだから止めてください」と言われました。
フリースロー成功の後にタイムアウトがあったので、役員室で質問しました。
結論は「プレイを続行」が正しい処置とのことです。
プレイを止めることができるのはTOのブザーではなく、審判の笛のみとなります。
勿論、点差や残り時間を考えればとても大事なポゼッションなので、ブザーが鳴ったタイミングがもっと早ければ、プレイを一度止めて確認した可能性もあります。

【対戦相手へのリスペクト】

以前の試合で、対戦相手からリスペクトを欠いた発言をされたとの共有がありました。
改めて、対戦相手へのリスペクトとはなんだ?と考えさせられました。

チームとは、自分とチームメイトやチームスタッフがいて成り立ちます。
そこに対戦相手や、試合を運営してくれる大会役員や審判がいて成り立ちます。
プロであれば、ここに観客などのファンが加わります。
当然に対戦相手へのリスペクトが必要と言われれば必要です。
じゃあ、具体的に何をもってリスペクトになり、何をするとリスペクトを欠いたことになるのかを今回考えさせられました。

10年前の私であれば、対戦相手へのリスペクトや感謝という概念はありませんでした。
相手チームのエースが怪我をすれば、内心ラッキーとも思ってました。
勝利のためには、感謝やリスペクトではなく、強い闘争心が必要であり、その他の感情や考えは排除した方が合理的であると思ってました。

しかし、コーチ研修などを通じてインテグリティの精神を学び、対戦相手へのリスペクトや感謝という気持ちが持てるようになりました。
相手やチームメイトに対して感謝し、尊重するだけで、自然と不遜な態度を取ることもないと思います。
改めて、バスケットボールファミリーへの感謝とリスペクトを意識していきたいと思います。