2-3ゾーンディフェンスの動き方

『2-3ゾーン、動き方』

・下の両サイドの動き(★★★)

上記のように、上のD2人(青1と青2)で上のO3人(赤1と赤2と赤3)を対応する場合。
本来はアウトナンバーが生まれないよう青2が赤1に付くのが理想かもしれませんが、全体を見回さなくても、激いプレッシャーがかけられるよう、大手町一家では、D(青1と青2)のうちボールマンに近い方がつきます。

この場合、D1(青)がO1(赤)につくと、O2(赤)がノーマークになるので、パスをされてからD3(青)が対応しても、O4(赤)に進路を阻まれて間に合いません。
大手町一家の動き方としては、D1(青)がO1(赤)に付く動きに連動して、D3(青)はO4(赤)の前に出て(かわす)、O2(赤)へのパスに対しては、キャッチと同時にチェックにいけるようにします。
合わせてD5(青)はO4(赤)のケアに、D4(青)はO5(赤)につけるように連動して動きます。

上記の赤線を四人が同時に動けるようお願いします。

・チエックバック(★★★)

トップからのドライブに対して、二線がヘルプに行くのに合わせてパスアウトされます。
このポジションにパスをされると3Pの防ぎようがありません。
ヘルプは三線に任せて、二線はヘルプに行かずチェックバックしてください。
チェックバックとは、一歩だけヘルプに踏み込むことで、ボールマンはカットインを少し躊躇します。
しかし、二線は一歩だけ寄ったら、一歩で自分のエリアにバックすることで、外へのパスに対応します。

基本的には、この二点だけ気を付けてください。
大手町一家では、これで対応できなかった場合は、2-3ゾーンを諦めて、マンツーマンか別のゾーンを選択します。