YOUTUBEで拾ったNBAのBLOB(エンドからのセットプレイ)の動きを研究しよう第二弾です。
今回は、ボストン・セルティックスの「2カール・オープン」です。
【アライメント】
アライメントは1-4ローセットとなります。
【ムーブメント】
上記の画像だけで終わりのとてもシンプルなBLOBとなります。
まずは、ボールサイドのプレイヤーがスペースを作る囮の動き(デコイ)をします。
ボールサイドの二人は特定の動きはなく、ゴール下のスペースを空ける動きであれば何でも大丈夫です。
同時にヘルプサイドのポストがピンダウンスクリーン(がっつり足止めするスクリーン)をします。
スクリーンをもらったプレイヤーがフレックスカット(外から横方向に折りたたむカット)します。
勿論、ここでボールをもらえたらシンプルにレイアップを狙います。
しかし、そんなに単純にプレイできるわけなく、このフレックスカットもデコイ(囮)となります。
〇メインオプション
スクリナーはそのままポップアウトして、ジャンプシュートがメインのオプションとなります。
【感想】
あまりにもシンプル過ぎて、本当にうまく行くのか未知数のBLOBとなります。
オリジナル戦術なので公開できませんが、少し似た動き(Lと呼んでいます)のBLOBを自チームでやっていまして、そちらの方が成功率が高そうです。
なぜ「2カール」という名称なのかも謎です。
おそらく、最初はカールカットの動きが2回あったのが、今の形に落ち着いたのではないでしょうか?
【BLOB特集】
Youtube(NBA Teams Best Baseline out of Bounds Set)
PDFバージョン(NBA Teams Best Baseline out of Bounds Set)
BLOB21(アトランタ・ホークス)
2カール・オープン(ボストン・セルティックス)