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小さなゾーンに対するオフェンスと五右衛門女子決起集会

【練習記】
今回は、女子大会に備えて、対ゾーンオフェンスをやりました。
ゾーンの種類はアウトサイドを捨てられて、極端に小さく守られた2-3ゾーンを想定しました。

ゾーンオフェンスで最初の戦術は、オーバーロードして、片面で4:3のアウトナンバーを作ること。
ゾーンが小さいと崩してポストでのアタックは難しいので、ノーマークでミドルかロングシュートを狙うことになります。
どうせアウトサイドで狙うなら、最もシュートがうちやすくなるように、フラッシュハイポの中1枚、0度、45度、90度弱の外3枚。
残り1枚は逆サイドの60度ぐらいの位置で、ターンオーバー時のセーフティ兼、シュート時の飛び込みオフェンスリバウンドに専念。

欠点として、アウトサイドシュートが入らないとどうしようもありません。
1ピリ程度やり続けて駄目なら、戦術を変更した方がいいでしょう。

次に考えられるのが、コートを左右まで使ったマンアラウンド。
ボールを一か所にとどめず、パスフェイス、シュートフェイク、カットインなど、激しく動き、ディフェンスを揺さぶります。
オフェンス側としては、ボールアラウンドに比べて、対マンツーにイメージが近づきます。
対ゾーンの経験値が少ない場合、ゾーンを意識しない分、固さが取れて、シュートがスムーズになる可能性もあります。

しかし、それでも、アウトサイドのシュート力は必要となります。
そう考えると、試合には、必ずシューターを用意しておき、シューターが一番楽にシュートをうてる枠組みを作ることも大事かもしれません。
ただし、必ずしもシューターがいるとは限りません。

オフェンスの種類を2パターンやっても駄目な場合、もうディフェンスを変えるしかないと思います。
激しくプレッシャーをかけて、高い位置でのターンオーバーを狙う。
出来ればオールコートマンツーマンが理想となります。
スティールから、ゾーンが整う前に攻め切る。
シュートの成否はあまり気にせず、どんどんレイアップでいいと思います。
レイアップの成功率が半分以下でも、ゾーンオフェンスでの成功率が33%以下と考えたら、どんどんレイアップするのが正解ではないでしょうか。

こんな状況に陥らなくて済むよう、ゾーンをされたら、きっちりオーバーロードして、シュートを決めていけば済むので、死に物狂いでオフェンスリバウンドとルーズボールに飛び込むことと、
練習の積み重ねでシュート力を改善するのが適切だと思いますが、駄目だった場合の、早めの切り替えも大事になります。


【参加者】
男13人、女11人


【練習メニュー】
・V字レイアップ
・1-4からのUCLAカット
・遅れた人だけ2往復ダッシュ×2回
・ゲーム(男女別)
・サイドインナートレ→アウタートレ
・青学ラン3本(24秒2往復半ダッシュ)

女子決起集会!
五右衛門女子決起集会!


【次回のメニュー予定】…