2020/09/week3-月曜&火曜練習記忘備録

色々とコーチ関係のオファーを頂きました。
まだ実現できるか確実ではありませんが、前向きに進めたいと思います。
おつなぎ頂いたバスケ関係者の皆様に感謝です。

【月曜基礎練習メニュー】

・個人シュート指導
・ランニングシュート
・ジャンプシュート
・2対2オンボールピックプレイ

【個人シュート指導】

今日は初参加頂いた方に何をテーマとしているか聞き、15分ほどシュートの個人指導を行いました。
シュートが外れると全く入らなくなるという悩みを抱えていたようだったので、シュート修正力のアプローチをしました。
傾向としてはフォームにばらつきがあり、ジャンプ前とジャンプ後で左にずれることが多いので、なるべくまっすぐに飛ぶことでフォームを固めるよう指導しました。
すると、プラシーボの影響が強いタイプなのか、偶然なのか、3Pが10/20という高確率でした。
バスケ経験がミニバスで1年程度と少なく、ブランクがある(再開して1年程度)割にはなかなかの成功率だと思います。
多分、シュートセンスがあるのだと思います。

〇無意識を有意識に、有意識を無意識に


成長とは、できなかったことができるようになることです。
意図的に成長するためには、無意識に気づきを与えて有意識にします。
有意識を継続することで、無能(できなかったこと)を有能(できるよう)にします。
さらに有意識で継続することで、最終的には無意識でも自然とできるようにします。

これを今回のシュートフォームに置き換えます。
シュートが横にずれる要因はフォームの偏りです。
ずれているかどうかは動画などで見ないと気付きません。
まずは「気づくこと」と、「直す意思を持つこと」です。
しかし、フォームを気にしながらシュートをすると窮屈です。
シュート成功率も落ちるかもしれません。

ほとんどの人がこの段階で諦めてしまいます。
しかし、成功率は気にせずに、まっすぐなフォームになっているか?
ボールがまっすぐに飛んでいるか?
に意識を集中させれば、段々と正しいフォームが固まってきます。
フォームが固まると横にずれる要因が減っていきます。
横にずれる要因が減れば、縦にずれる要因(力の調整)に絞れます。
気付けば、シュート力があがり、フォームも意識しなくても真っすぐになります。
まぁ、またずれていくので、ゴールはありませんが・・・・

こんな感じで考えています。
次はいつ参加いただけるかわかりませんが、手ごたえと反応はあったので、継続的に見させて頂きたいと思います。

【ランニングシュート】

〇右からのランニングシュート

オフドリブルシュートのバリエーションで練習しました。
・レギュラー(右手右足)
・反対足(右手左足)※目的はコーディネーション
・右ウイングから左手左足レイアップ
・左手右足レイアップ
・両足ステップ※体をバックボードと並行にすることがおすすめ
・ユーロ(左→右)
・ユーロ(右→左)
・ギャロップステップ
・ドノバンステップ
・バックターン
・ステップイン
・リーチバック
・レイバック
・ドライブスルーレーンから振り向いて両足ステップ※バックシュートが苦手な人におすすめ
・フローター

〇左からのランニングシュート

ステップの縛りなしで入ったら+1、外したら-1で30点でやりました。
個人としては15本ぐらいのうち1本外してしまいました。
まだパーフェクトはないので、次こそは全部決めたいと思います。

【ジャンプシュート】

男女各2名、7号ボールと6号ボールを一個づつ使ったオリジナルのシュート練習です。
かなりお気に入りの練習で命名したいな。

〇4本連続イン

・ゴール下手前
・ゴール下奥
・ゴール下真ん中

〇3本連続イン

・フリースローレーンのブロック
・フリースローレーンの第一ハッシュ
・フリースローレーンの第二ハッシュ
・エルボー

〇5分以内に8本連続イン

・フリースロー
最大で7本連続成功しましたが、8本連続成功ならず。

〇3本連続イン、ミドルシュート

・コーナーとトップで対面シュート
・ウイングとウイングで対面シュート※ペイントには入らない縛り
・反対のコーナーとトップで対面シュート
・同じ位置で入れ替わって
・ウイングとウイングで
・最初のコーナーとトップ

〇3本連続イン、3P

・コーナーとトップで対面シュート
・ウイングとウイングで対面シュート※ペイントには入らない縛り
・反対のコーナーとトップで対面シュート
・同じ位置で入れ替わって
・ウイングとウイングで
・最初のコーナーとトップ
※さっきと同じ角度でミドルが3Pになっただけです。

【2対2オンボールピックプレイ】

10分ほど余ったので、2対2オンボールピックプレイの練習をしました。
・ピック&ロール(ショートロール)
・ピック&ロール(ディープロール)
・スリップ
・ピック&ポップ
ジェイル&クリアアウト

〇対面シュート(4人)

ゴール下連続8本連続イン×3メニュー
ミドルレンジ4人全体で4本連続イン×10メニュー
フリースロー5分以内に4人全体で8本連続イン(7本連続が最高で達成ならず)
3P4人全体で3本連続イン×5メニュー

〇フリー

1時間ぐらい余ったので、2対2ぐらいまではやろうかなと思いましたが、子供が飽きてしまったので、フリーで。
シューティングやる人、フットワークやる人とフリー利用となりました。

【火曜チーム練習メニュー】

・ランニングシュート
・ジャンプシュート
・3対3
・スクリメージ
・最後のジャンプシュート

【ランニングシュート】

所要時間:5分
先週火曜に引き続き、プレッシャーの中でのランニングシュートをやりました。
よくあるランニングシュートの形から、パッサーが後追いの形でレイアップに対してブロックにいきます。
それに対して3/4以上の確率でレイアップを決める練習です。
ブロックされないように急いでレイアップに行くと外す人が多いですね。
ジェイルやステップなどを使ってレイアップする練習です。
目標は75%でしたが、練習での成功率は50%弱程度でした。

【ジャンプシュート】

所要時間:3分
対面シュートで6本連続インを目指しました。
3対3に時間を使いたかったので、途中で5本連続インにハードルを下げて、クリアしました。

【3対3】

継続的にトレーニングしているスプリットアクションをやりました。
スプリットアクションをおとりとしたローポストのプレイが良く機能したと思います。
プレイヤー目線でもやりやすいコンビネーションオフェンスと、良い反応だったと思います。

今日はローポでプレイするインサイドが少なかったので、ポストフィードに苦労してました。
Cがいないグループは無理してスプリットアクションをしなくてもよかったかもしれませんね。
もう少し柔軟に対応します。

〇スプリットアクション質疑応答1

Q、スプリットアクションをボールサイド側だけでなく、ヘルプサイドでもかけていいのでは?

A、そのプレイはスプリットアクションとは言いません(アウェイスクリーン&フレックスカット)が、大丈夫です。
強みであるローポストでの1on1の囮としては、ボールサイドでスプリットアクションを仕掛けた方が効果的だと思います。

同じプレイを続けると、ディフェンスも慣れて順応します。
ウイングパスエントリーの後、スプリットアクション、アウェイスクリーン、UCLAカット、ゴールカット(ギブ&ゴー)などレパートリーを用意し、フリーオフェンスの一環として使えるのが理想です。
その中で当チームの強みはローポストでの1on1です。
ローポストにボールが入った時のオフボールの効果的な動きを考えると、ボールサイドにはボールマン1人+オフボールマン2人のアライメントを形成し、ローポストの邪魔をしないでスクリーンを掛け合うスプリットアクションは当チームにははまると思います。

〇スプリットアクション質疑応答2

Q、スプリットアクションの時に、ヘルプサイドは何をすればいいのか?

A、ボールサイド側の邪魔をしないようスペーシングが取れればOKです。
一番、スムーズなプレイはハイポやウイング付近でのスタックです。
インサイドがウイングにアップスクリーンをかけて、バックドアを狙います。
ディープにカットすると、ボールサイドの邪魔になるので、シャロー(浅く)カットで大丈夫です。

また、逆サイドのセンターが単独でハイポにフラッシュすることも考えられます。
その場合、ウイングはコーナーステイでスペーシングを確保してください。
特にボールサイドのローポで攻めきれなかった時に、ボールサイドへのヘルプサイドへもハイポへもパスラインが確保されていれば、よくある戻すパスでのターンオーバーも回避できます。

【スクリメージ】

女子参加者はホーム6人+ゲスト3人でした。
ゲストチームはホームから1名を順番に派遣し、男子から1名借りました。

前回、フリーズコーチングで止める機会が多かったので、新ルールを作りました。
コーチはまずシンクロコーチングを試みます。
プレイヤーがサムズアップ(親指を立てる)のハンドサインを出したら「理解した」の合図。
パーのハンドサインを出したら「理解できなかった」の合図。
コーチはハンドサインを見て、フリーズコーチングに切り替えるか、その場では諦めてミーティングで確認するかを選択します。

1、2本目マンツー
三線ヘルプだと、ゴール下のヘルプと、もう一枚のヘルプの差別化ができないので、ゴール下の三線ヘルプを「リムプロテクト」という名称で、チーム用語として統一しました。
1本目のゲームではリムプロテクターがいない時間が多く、ドライブからの失点が多かったです。(印象です)
ちなみにシンクロで指示を出しましたが、ハンドサインは返ってきませんでした。
やはり、ゲーム中は声が聞こえないとのことだったので、ハンドサインは難しいかもしれません。
1本目のミーティングでリムプロテクトを確認しましたが、2本目もなかなか実行できず。
頑張る人は頑張るけど、できない人は全くやらない感じでした。
これも習慣かな?リムプロテクターの意識付けを継続的に頑張ります!

3、4本目ゾーン
毎週やってますが、ゾーンのポジショニングもいまいちでした。
自分のマークマンへの意識が強い人は苦手のようです。
ディフェンスは「(1vs1)×5」ではなく、「5vs5」である認識をつけたいと思います。
もっと言うならば、「1ボールvs5ディフェンス」です。
ボールマンディフェンスは「ボールへの意識9:それ以外1」でいきます。
オフボールマンディフェンスは「ボールへの意識6:自分のマークマン3:それ以外1」でいきます。

4本目は相手が3-2だったので、最後に3-2ゾーンアタックの確認をしました。
なんとなく形は覚えているけど、目的やコツはわかってないケースが多いですね。
まぁ、あまり3-2はやってこないので、都度思い出すのは大変ですが、ここも頑張りましょう。

5本目、メンバーシャッフル
最後は、ホーム&ゲストをシャッフルして、コウスケを入れてのゲーム。
決め事もなしで、楽しくやって終わりましょう。

〇3-2ゾーンアタック-スイング


2ガード、1コーナー、2ローポのアライメントを作る。
ボールはコーナー側のウイングからスタート。
アライメントが掲載されたらコーナーがローポのスタッガードスクリーンを利用して、逆のコーナーに移動。
半分ぐらいを越えたタイミングでボールを逆のウイングにパス。
同じタイミングでボールサイドだったローポが逆サイドのハイポにフラッシュ。
これで、ウイング・コーナー・ハイポ・ローポのオーバーロードが完成します。
ウイングから直接コーナーへのパスが一番通り易いのですが、コーナーはコートを横断する運動量となり、また反転をするので高いシュート成功率が担保できません。
また、このオフェンスが続くと、結局、外のシュートが入るかどうかに依存する形になり、崩せたとは言えません。
なので、そこへのパスは我慢して、ハイポへのパスをサーストプライマリティーにすることをおすすめします。
ハイポにボールが渡ったら、そこからは基本フリーオフェンスというルールです。

さきほど、コーナー3に頼るなと言いましたが、ハイポ経由の場合は話が変わります。
ハイポからくるパスは体をリングに正対しているので、横のブレを少なくシュートすることができます。
タイミング的にもコーナーについて、一息する時間があるので、慌ててうつこともありません。
また、ハイローやハイポからのジャンプシュートを囮に十分ひきつけたコーナーへのパスなので、オープンで狙えることになります。

【最後のジャンプシュート】

時間が3分ほど余ったので、さっきは成功しなかった対面シュート6本連続インを3分の制限時間でやりました。
1分ほどで、6本連続インを見事に成功しました。
次は7本連続インに挑戦したいと思います。

【振り返り】

練習に毎週これるメンバーと、あまり来れないメンバーの知識・決まり事の溝が広がっていくことに課題を感じています。
プレイブックの作成やLINEグループでの共有でカバーをしようと努めていますが、本人の意識次第なので、限界を感じております。
特にコロナ後は、来れなくなったメンバーが増えたので、より感じるようになりました。
幸いに公式試合もないので、コロナが落ち着くまでは我慢ですね。

〇タクティクスファウル

タクティクスファウルのプレイイメージです。

先週ミスマッチでのローポが発生した場合、フルフロントかスクラムスイッチで対応するという話をしました。
しかし、急にミスマッチを攻められた場合、三線が想定と準備をしてないと、どちらの対応も難しいです。
なので、一発目はタクティカルファウルで止めて、ゲーム中にコミュニケーションを取って、想定を共有する方法が良いと思いました。

▽タクティカルファウルの発動条件
・チームファウル・個人ファウルに余裕がある。
・ファウルで止めないと、期待値1.0以上で失点する場合。

▽タクティカルファウルで気を付ける点
・アンスポーツマンライクファウルにならないようする→体に行かない
・シュートファウルにならないようする→シュートモーションになる前にファウルで止める
・審判にきっちり吹いてもらうようアクションする→アクションが小さいと流される
・相手に不快感を与えないする→痛みをあたえないよう気遣う、ファウルのあとは軽く謝罪する