2020/10/week1-火曜練習記忘備録-2対1で3P、2対1でクリアアウト

【火曜チーム練習メニュー】

〇ランニングシュート

ドローファウル
日曜の練習試合でレイアップの時に接触があるにも関わらず、ファウルが鳴らないというプレイが数回ありました。
オフ・ザ・プレイでファウルをアピールするのではなく、プレイでファウルを促すリアクションをとる(ドロー・ア・ファウル)ことで、得点期待値が高まります。
コツとしては、接触があったことがわかるリアクションを一度とります。(声もだせるとグッド)
そのまま、プレイを止めずにゴールアタックします。
ただし、リアクションを優先してプレイを止めたり、ボールをロストするのは一番駄目なプレイです。
また、接触がないにも関わらず、ぶつかったリアクションをとるのはテクニカルファウルの対象(フェイク・ア・ファウル)となります。

審判への抗議はルールで禁止されています。
ファウルが鳴らず、「叩いてる」などのアピールはワーニングなしでテクニカルファウルを吹かれる可能性があります。
※ルール改正でテクニカルファウルの罰則が小さくなった代わりに、ワーニングで処理していたのを、正しくコールするように指導がありました。

〇ジャンプシュート

ミドル連続6本イン1か所
なかなか成功しなかったのですが3分ほどで成功しました。
そこから外すまでやってみると、奇跡の17本連続イン!
仮に成功率が50%とすると、17本連続成功の可能性は0.0008%です。

私の記憶では、連続成功のミートシュートで17本は、性別・カテゴリー問わず過去最高記録です。

〇2対1(3P)

いつもは3対3ですが、今日は2対1で。
崩し方を下記の2タイプに限定しました。
あえて外に広がって3Pを狙う。
もう一人はスクリーンアウトでディフェンスをロックする。

「2対1はレイアップを狙え」というのが定説ですが、最近のNBAでは速攻のアウトナンバーは積極的なトランジションスリーを狙います。
期待値を考えると一人が広がった方が高いような気がします。
また、オフェンスリバウンドも片方が広がって、もう一人がディフェンスを抑え込んだ方が取れる気がします。
レイアップのプレイに比べてどっちの方が期待値が高いか、統計を取ってみます。

〇2対1(クリアアウト)

オフボールマンがディフェンスをブロックして、ボールマンの進路を作ります。
ボールマンはクリアアウトしているオフェンス側を通ってレイアップまたはノーマークのペイント付近でシュートを狙います。

女子にはちょっと難しいようなので、こっちはもうやらないかな。

〇スクリメージ

8分ランニングタイム×5ゲーム(男女各)
レギュラー7人+ゲスト4人=女子11人。
レギュラーから毎回二名がゲストチームに派遣しました。
1ゲーム目:マンツー 8-10(負)
2ゲーム目:ゾーン 12-14(負)
3ゲーム目:ゾーン 10-14(負)
4ゲーム目:ゾーンアタック 9-7(勝)
いずれもワンポゼッション差の好ゲームでした。
5ゲーム目:レギュラー&ゲストごちゃ混ぜで楽しく

〇スクリメージアフター練習

8分で男女対抗対面シュート
男子はミドル80本+3P53本でした。
女子はミドル80本+3P58本でした。
負けの男子はペナルティで、シャトルラン一本やりました。
ナイスランでした。

【火曜振り返り】

〇2対1の統計データ

次回、フリーオフェンスと3Pを狙ったオフェンスで20回ずつ試して(シュートは二回まで、でないとディフェンスがもう一枚戻ってくるので)、どちらの方が点数が高いかを計測する。

〇ゾーンの時の絞り(1ボール vs 5ディフェンス)

ボールマンのドライブとオフボールマンのペイントフラッシュを4人で守るためにペイントエリア周辺に集まる(絞る)。
ボールに対しては、クローズアウトを必死に頑張る。(抜かれてもOK)
ボールの移動と同じタイミングでディフェンスも位置移動を完了(ジャンプ・トゥ・ザ・ボール)させる。

〇ゾーンアタックでのアライメント形成までの流れ

A、ダブルローからのダブルフラッシュ?
B、遅れた方がハイポステーショナリー、もう一名がフラッシュで合わせる?
C、こだわらずにダブルハイが形成されればOK。
どうようなタイミングでも、私は構わないので、相談していきましょう。

〇その他

今日のエリはシュートもTシャツもグッドでした。(バスケはファッション)

【ミートのトラベリング】

きっかけはJBAから2020/05/26に配信されたこの動画です。
https://youtu.be/0x2RswbpR5k

コロナ期間で大会がないので、審判との交流もなく、真意は理解していません。
NBAでも今シーズンからトラベリングが滅茶苦茶厳しくなっています。
FIBAでも、同様にトラベリングを厳しくとるようになったのではないかと推測しております。
私もこの動画が配信されてから影響のないトラベリングをとることを意識しています。

そうすると、練習の中でも毎日1~2回はトラベリングをコールすることになりました。
色々と質問がきたので、動画を交えて解説しました。

〇正しいミート

空中でキャッチして、着地すること。
これが基本です。
ゼロステップとか、片足着地・両足着地とか複雑なことは考える必要ありません。
出来れば、これを習慣づけて欲しいと思います。

〇オンザコートでトラベリングを吹くミート

両足でジャンプして、両足で着地するミートを意識的に吹いています。(個人的主観)
その前のステップにゼロステップがあるかどうかなどは意識してません。
オン・ザ・ブック(ルールブック上)ではなく、私個人のオン・ザ・コート(実際の現場)での判断基準です。

〇オンザコートでトラベリングを吹かないミート

はっきりとした片足ジャンプ両足着地。
片足ジャンプの前に足がちょこちょこと動いていても、気にせず流します。
またはっきりした両足着地でなく、タタンという感じの時間差があっても、気にせず流します。

〇アジャスト

審判はプレイヤーのクセに気付き、意識的に吹きます。
「〇〇番はよく歩くから、トラベリングを意識的に見てみよう」
「〇〇番はディフェンスで手を使ってとめるから、ハンドチェッキングを意識的に見てみよう」
これは不公平や偏りではなく、審判のスカウティングです。

プレイヤーも審判の笛の偏りをスカウティングして、アジャストしていってください。
「あの審判はトラベリングに厳しいから、一度吹かれたら気を付けよう」
「あの審判はハンドチェッキングに厳しいから、一度吹かれたら気を付けよう」