2020/xx練習記、3-2ゾーンディフェンス始動

【ランニングシュート】

最も時短のランニングシュートが何かを日々考えてます。
思いついたのが、二列のプレイヤーの両方がシュートをうつことではないかと思いました。
実際、対面のジャンプシュートも、片方の列だけがシュートするよりも交互にシュートした方が効率がいいですからね。
そのほかのメリットとして、自分で放ったレイアップを自分でリバウンドをとらないといけないので、前ではなく上に飛ぶ習慣がつくのでは?
ゴール下がいつもより混雑するので、より実践的なカオスの状態でのレイアップ練習になるのでは?
また実際の試合でもギブ&ゴーのレイアップよりも、ドライブのレイアップの方が機会が多く、練習も必要だと思います。

またプレイヤーの適応能力が高くなりました。
以前は新しいメニューになると、脳がフリーズする選手が複数いましたが、今では全員が素早く適応し、スムーズに練習できてます。
練習で考えながらプレイする習慣が身に付けば、試合でも考えることができるようになると思います。

【シャンプシュート】

3Pシュートに絞り、トップ-ウイングで25本in、ウイング-コーナーで25本inでやりました。
コーナーが最も距離が短いのですが、一番難しいですね。
単純に慣れの問題だと思います。
やぱり、コーナースリーは、スペースを最も有効活用できるので、コーナーのスペシャリストが一人いると助かります。

【3対3】

いつもやっているディフェンス→オフェンス→ハドルをノンストップでやってみました。
運動量はかなりあがりましたが、時間が短過ぎてハドルでの修正がほとんどできてなかったです。
3人×4チーム(12人)だとちょうどよいかもしれません。
やってみて良かったと思う点は、早くピックする習慣づけになりそうでした。

【ゲーム】

ゾーンをスクラップ&ビルドしました。
2-3マッチアップゾーンから、3-2スライディングゾーンディフェンスへの昇華です。
今まで、2-3ゾーンの時は、3Pでやられることが多かったです。
下のポジションは大きくて強いので、上のディフェンスを固めた方がチームとしては向いていると判断しました。
《バスケ×ゾーン》3-2ゾーンディフェンス図解完全ガイドを印刷して、ゲーム前にざっくり共有しました。

主な共有事項は、下記です。
・片手でもいいのでハンズアップ
・オフェンスリバウンドが弱点なので、特にロングリバウンドを意識的に抑える
・カットに対してバンプを頑張る
・1(ボール)vs5(ディフェンス)の意識
・上の二線はディナイせずに、ハイポ付近をつぶす

ポジショニングに関しては、実際にゲームを繰り返して定着させていこうと思います。
とりあえずコーナーも含めて上が主担当。
下が出た場合でも、上が後追いし、追いついたら引き渡して下がローポストに戻る。

ゲストを相手に3ゲームやって全勝しました。
とくに2ゲームは1ゴールしか許さずの完勝でした。
一発目にしては出来過ぎだったので、後が怖いですが、ナイスディフェンスでした。

【3-2ゾーン参考チーム】

女子で3-2で好成績を上げたチームの動画を探すのは大変ですが、良い例がありました。
五右衛門に活きるかはわかりませんが、念のため、共有しておきます。

〇2017年バスケットボール女子高校総体、明星学園(東京都)

1回戦vs那覇(沖縄県)

2回戦vs開誠館(静岡県)

3回戦vs大阪薫英女学院(大阪府)

準々決勝vs安城学園(愛知県)

2017インターハイ 【明星学園】 3-2ゾーンで台風の目となって4強入り