バスケ研究用」カテゴリーアーカイブ

バスケットボール専門書紹介

今までに読んだバスケ専門書です。
主に自分への記録として紹介します。
カテゴリーや能力によって「マッチング率」は変わってくると思います。
私にとってマッチング率が高かった書籍だけAmazonのリンクを張っておきます。

【バスケセンスが身につく88の発想 レブロン、カリー、ハーデンは知っている(2019/4/24)】


著者:小谷究、網野友雄
「レブロン、カリー、ハーデン」というタイトルが、ファッション性を意識してしまい、逆に私を遠ざけていました。
しかし、呼んでみると面白い内容でした。
従来は良しとされている常識以外にも、様々な選択肢を提案してくれます。
従来の常識という最低限のバスケIQがないと、伝わりにくいかもしれません。

【100問の“実戦ドリル”でバスケiQが高まる(2018/12/3)

著者:小谷究、 佐々木クリス
「バスケ版の詰め将棋」という触れ込みでしたが、違和感が大きいですね。
バスケは、全く同じ状況でもプレイヤーや対戦相手、残り時間や点差によって判断がかわるので、しっくりは来なかったですね。

【バスケットボールの戦い方 [ピック&ロールの視野と状況判断](2018/9/4)

著者:佐々宜央
■序 章:ピック&ロール戦術について
■第1章:ドライブ&リアクトの導入
■第2章:ピック&ロール(サイド)
■第3章:ピック&ロール(サイド)
■第4章:ピック&ロール(エルボー)
■第5章:ピック&ロール(トップ)
書籍での3Dは見ごたえはありました。
クラブチームではピックプレイをここまで細分化されていないので、実践はできませんでした。

【バスケットボール 判断力を高めるトレーニングブック(2018/9/4)

著者:鈴木良和、森高大
■第1章:バスケットボールにおける判断力とは――
■第2章:判断力を磨くトレーニング
■第3章:オンボールスクリーンの認知・判断・実行
■第4章:ディフェンスの工夫を上回る

【バスケットボール 勝つためのディフェンスの教科書(2018/9/3)

著者:倉石平、田渡優
■PART1:ディフェンスのセオリー
■PART2:ディフェンスの種類と特徴…

マンツーマンディフェンスの分類~ノーミドル以外の守り方~

【マンツーマンディフェンスについて】
現在、私たちのチームでは、戦術について、全員で意見を出し合って、一個ずつ確認しております。
次の練習でのテーマがディフェンスの守り方の予定となっています。
おそらく、多くのプレイヤーが外側に抜かせる(ノーミドル)ことが正しいと思ってディフェンスしているか、何も考えずに一生懸命ディフェンスをしているかのどちらかだと思います。

私の個人的なプレイヤーとしての意見は、「抜かせる方向のディレクション」は嫌いです。
ディフェンスの最終目標は、シュートを決められないことです。
しかし、抜かせる方向付けは、ディフェンスで相手のシュートが失敗しても、ノーミドルであればミドル側に抜かれたら失敗としてみなされます。
では、ベース側に抜かせて、三線がいなくてレイアップを決められたらどうなのか?
チームによっては仕方ないで済むこともあるかもしれませんが、それも何か違う気がする。

じゃあ、どう守ればいいのか?
答えは、自分達と相手と相性次第かなって思います。

結局は、何が正解なのか?ではなく、どこまで決めるか?
決め事をどこまで徹底させるか?(柔軟化させるか?)だと思います。
今回はマンツーマンディフェンスの分類方法を中心に、私の考えを述べていきます。

【マークする位置による分類】

マッチアップしているディフェンスをマークする位置による分類方法です。

〇オールコートマンツー

エンドラインのボール出しからプレッシャーをかけるマンツーマンディフェンスのことです。
マンツーマンでプレスを張る時は、オールコートマンツーとなります。
40分続けるというより、ここぞという時に使うイメージです。

〇スリークォーターマンツー

バックコートのフリースローラインあたりからコンテインし、徐々にプレッシャーを強めていくマンツーマンディフェンスのことです。
ハーフラインあたりでプレッシャーを強めて、バックコートバイオレーションを一度狙い、ハーフコートを越えたら、激しく当たります。
人数が多く、体力があるチームならば40分続けることも可能なディフェンスとなります。

〇ハーフコートマンツー

ハーフコートを越えたあたりからプレッシャーをかけるマンツーマンディフェンスです。
プロやU世代など、多くのカテゴリーで、最も使用頻度が多いディフェンスとなります。
インサイドにディスアドバンテージがある場合は、最低でもハーフコートぐらいからプレッシャーをかけた方がよいと思います。

〇クォーターマンツー

3Pライン付近からプレッシャーをかけるマンツーマンディフェンスのことです。
クラブチームだと、最も使用頻度が高いディフェンスとなります。
スティールを狙えるチャンスが減りますが、無理に体力を消耗することなく、ディフェンスできます。

〇マークする位置による分類のまとめ

クォーターでしっかりと守るマンツーが基本となります。
そのうえで、守る位置をどこまで前面に広げるかが差となります。
守る範囲が広くなればなるほど、体力の消耗が多くなります。
反面、ボールを奪えるチャンスが増え、また高い位置でのスティールはイージーな速攻につながりやすくなります。

【マッチアップの方法による分類】

マッチアップする相手の決め方による分類です。

〇アサインマンツー

バスケットボール指導教本下巻の目次(後半)

バスケットボールの指導者向けの教本上下巻の紹介となります。
目次を記載しますので、気になる項目があれば、購入し、ご一読ください。
上巻(前半)
上巻(後半)
下巻(前半)
下巻(後半)

【第5章:ゾーンの指導】

〇5-1.ゾーンオフェンス

1.ゾーンオフェンスの基本原則
・ファストブレイク
・リバウンド
・ゾーンのタイプを見極める
・ギャップをつく

-各ゾーンに対するオフェンスの配置
-スペーシング
・すばやくパスを展開する
・ドリブルの活用
・オーバーロードの形成

・カッティング
-カッティングからのオーバーロード
-おとり(デコイ)としてのカッティング
-ディフェンスの死角をつく
・インサイドアタック
-ショートコーナーの活用
-ポストアップ
-インサイドでのコンビネーション
・スクリーンの活用
-アウトサイドでのスクリーンプレイ
-インサイドでのスクリーンプレイ
-ボールマンを含むスクリーンプレイ
-その他のスクリーンプレイ
2.ゾーンオフェンスの実際
・2-1-2/2-3ゾーンに対するオフェンス
-セットオフェンス
-コンティニティオフェンス
・3-2/1-2-2ゾーンに対するオフェンス…