さぁ、女子の試合も近づいてきました。
まだまだ基礎が不足している女子の為、今回は、「スクリーン」と、「アウトナンバー」について確認しました。
私のバスケスタンスとして、「結果が良ければすべて良し」とします。
ただし、バスケは確率の積み重ねのスポーツなので、結果が悪かった場合は過程を見て、可能性が高いプランを選んでいれば良しとします。
「結果も過程も悪い場合」のみ、PDCAして、改善していきましょう。
【スクリーンユーザーの確認】
・スクリーンの成否はユーザーの責任がほとんど。
・ユーザーはスクリーンがセットされるまで我慢。
・スクリーナーを触りながら(ブラッシング)利用する。
・基本はスクリナーのお尻方向へ移動する。
そこから、マークマンの動きに応じてスクリナーを挟んで、ノーマーク方面に移動する。
マークマンの主な動きは、ファイトオーバー、スライドスルー、チェイサーであるので、それぞれの合わせた動きをする。
・一回で駄目なら、二回スクリーンを使う。
【スクリナーの確認】
・ディフェンスの死角から近づき、シール(ディフェンスにぶつける)する。
距離を空けると、相手がバンプしてくるので、距離を空けない。
・シールをしたら、重心をずらす程度に軽く押す。
公認審判の場合、ボールマンに対するスクリーンで押すと、ファールを取られる可能性もありますが、オフボールかつ帯同審判でしたら、99%吹かれません。
・スクリナーがどうしても動きながらスクリーンをぶつけたい場合、スクリナーがスクリーンを目的に動いてしまうと、ムービングスクリーンを取られてしまうので、ボールをもらうジェスチャーをしながら体をぶつける。
【スクリナーのマークマンの確認】
・スクリーンに行くことがわかったら、一度バンプして、スクリーンをキャンセルさせる。
・バンプが間に合わない場合や、バンプしてもスクリーンに行く場合は、マークマンの名前とスクリーンの方向を、早めに大きな声で伝える。
※ユーザーのマークマンの動きは多いので割愛します。
【2対1の速攻の守り方】
・あらかじめ、誰がセーフティーなのかを確認しておく。
・上のポジションのターンオーバーは失点に直結するので、ターンオーバーをしない。
・味方がシュートをうったら、ハーフライン付近まで戻る。
・相手にボールを取られたら、素早いトランジションを心がけ、ゴール下のノーチャージングエリアまで全力ダッシュ。
・相手のドリブルに対して、フリースローライン当たりで、ショーバックすることでドリブルを止め、もう一人のマークマンへのパスを狙う。
・レイアップやゴール下のシュートはうたせず、アウトサイドシュートをうたせる。
・シュートを決められたら、素早いトランジションで、4対3の逆速攻に持ち込み、点を決めてもらう。
【練習記】
1ゲーム目:マンツー、
2ゲーム目:ゾーン、
3ゲーム目:片方がマンーツ、片方がゾーン
4ゲーム目:反対
5ゲーム目:マンツー
色んなパターンでオフェンスとディフェンスをやりました。
ピックアップの仕方などが学べていれば、良いですね。
さて、何よりもまず、「セーフティーが戻る」ということを徹底しましょう。
スクリーンもディフェンスがタイトになると、なかなかうまく活用できませんね。
練習中、ゲーム中意識してみてください。
〇練習メニュー
男6人、女8人
・スクリーンの確認
・2-1のアウトナンバーのディフェンスの確認
・男vs女ゲーム
・男19秒2往復ダッシュ→20秒インターバル→男19秒2往復ダッシュ
※1人でも未到達の場合は全員で1往復ペナルティ
・女21秒2往復ダッシュ→20秒インターバル→女21秒2往復ダッシュ
※1人でも未到達の場合は全員で1往復ペナルティ
・1分間プランク
次回のメニュー予定】
8/11(火)は休みです。
8/19(火)は公式大会を見据えたメニューを組みます。