バスケットボールの指導者向けの教本上下巻の紹介となります。
目次を記載しますので、気になる項目があれば、購入し、ご一読ください。
・上巻(前半)
・上巻(後半)
・下巻(前半)
・下巻(後半)
目次
- 【第1章:コーチ役割と責務】
- 〇1-1.コーチの役割と責任
- 〇1-2.コーチングビジョン
- 【第2章:育成年代の指導指針】
- 〇2-1.育成年代のコーチング
- 〇2-2.育成年代のトレーニング
- 〇2-3.育成年代に特に注意したいこと
- 【第3章:バスケットボールの特性と基本動作】
- 〇3-1.バスケットボールの特性
- 〇3-2.基本姿勢と構え
- 〇3-3.フットワーク
- 〇3-4.ハンドワーク
- 【第4章:ボールコントロールの指導】
- 〇4-1.ボールコントロールの指導の方向性
- 〇4-2.ボールハンドリング
- 〇4-3.ドリブル
- 〇4-4.パスとキャッチ
- 〇4-5.ルーズボールとリバウンド
- 【第5章:シューティングの指導】
- 〇5-1.シュート指導の方向性
- 〇5-2.基本的なシュート
- 〇5-3.ワンハンドショット
【第1章:コーチ役割と責務】
〇1-1.コーチの役割と責任
1.コーチングとは何か
・コーチングを始めるにあたって
・チームの勝利とプレイヤーの育成
・コーチングの目的、コーチングの目標
・コーチングにおける成功とは
・コーチの価値観
・コーチングとティーチング
2.コーチングフィロソフィー
・人を育てるという指導
・良いミス・悪いミスの見極め
・勝敗に対する態度
3.コーチに求められる資質と責任
・周囲との適切な関係の構築
・ロールモデルとしての存在
・リーダーシップの発揮
・指導に携わる責任
・安心できるスポーツ環境の構築
・安全確保への努力
・モラルの徹底
〇1-2.コーチングビジョン
1.コーチングデザイン
・全体像の明確化
・システムの構築
・チームスタイルの決定
・戦力分析
2.コーチングテクニック
・共通理解の構築
・適切なフィードバック
・短く、わかりやすいアドバイス
・サンドイッチ法
・フリーズコーチングとシンクロコーチング
・流れの意識づけ
・オーバーコーチングの回避
・バーンアウトの防止
【第2章:育成年代の指導指針】
〇2-1.育成年代のコーチング
1.コーチングの重点
・子どもたちを取り巻く環境
・未来を見据えた指導
・主体的に取り組む姿勢の育成
・学業への配慮
・状況判断力の育成
2.発育発達段階に応じたトレーニング
・成長期の区分と適切な運動刺激
・身長成長速度曲線
・スキャモンの発育曲線
・スポーツに必要な能力の発達パターン
・発育発達パターンと年齢別運動強化方針
〇2-2.育成年代のトレーニング
1.中心となるコーディネーショントレーニング
・運動とは
・コーディネーショントレーニングの必要性
・技術練習との違い
・実施にあたって留意すべき点
2.コーディネーショントレーニングのポイント
・初期段階のポイント
・他の運動から発展させる際のポイント
3.コーディネーショントレーニングで養われる能力
・リアクション(反応する能力)
・ディファレンシング(力の強弱や変化をつける能力)
・カップリング(複数の技術や動きを同時にする能力)
・アダプタビリティ(状況に適応する能力)
・バランス(身体のバランスを保つ能力)
・リズム(流れに沿う、変える、反して動く能力)
・オリエンテーション(位置関係を把握する能力)
4.コーディネーショントレーニングの例
・ウォールキャッチ
・マシンガンパス
・ツーボールハンドリング
・シャドウラン
・1on1スタンス
・ツーボールドリブルリズム
・パスオリエンテーション
5.コーディネーショントレーニングの時間
・ミクロミニ(小学1・2年)、フレッシュミニ(小学3・4年)年代
・ミニ(小学5・6年)年代
・中学(中学1~3年)年代
〇2-3.育成年代に特に注意したいこと
1.基本的行動様式の徹底
・ゲーム場面でのコミュニケーション
・正しい姿勢の獲得
・視野を広げること
・声を出すこと
・すばやく行動すること
・放たれたシュートを見続けないこと
・長身者を特別扱いしないこと
2.安全に関する指導
・適切なシューズ選び
・下肢のアラインメント
・オスグットシュラッター病の予防
・突き指の予防
・爪の手入れ
【第3章:バスケットボールの特性と基本動作】
〇3-1.バスケットボールの特性
1.バスケットボールの特徴
2.構造的特性
・ゲームの目的
・頭上に設置されたゴール
・トランジション(攻防の切り替え)
・リバウンド
・攻撃回数に影響を与えるルーズボール
・チームワーク
・オフェンスとディフェンスの二面性
・密集地での攻防
〇3-2.基本姿勢と構え
1.基本姿勢
2.シリンダーの理解(占有空間)
・真上の空間の権利
・正当な防御の位置
・ゴール下でのプレイへの適用
3.オフェンスの構え
・トリプルスレットポジション
・ターゲットハンド
・シール
4.ディフェンスの構え
・スクエアスタンス
・クローズドスタンスとオープンスタンス
〇3-3.フットワーク
1.共通のフットワーク
・スタートとストップ
-スタート
-ストライドストップ
-ジャンプストップ
・ジャンプと着地
-その場からの両足ジャンプ
-助走からの両足ジャンプ
-片足ジャンプ
-着地
・細かな足の動かし方
・いろいろなフットワーク
-ランニング
-バックランニング
-キック
-ドッジング
-スキップ
-ギャロップ
-スタッター
-ロッカー
2.オフェンスのフットワーク
・チェンジオブペース
・チェンジオブディレクション
・ターン
-フロントターン
-リバースターン
・ピボット
3.ディフェンスのフットワーク
・ストライドステップ
・クロスステップ
・スイングステップ
・アドバンスステップ
・リトリートステップ
〇3-4.ハンドワーク
1.ハンドワークとは何か
・手首のコック(リストコック)
・肘の高さ
・ボールを守るための手
2.オフェンスのハンドワーク
・合図を送るための手
・自分の空間を確保するための手
-ゴール下でのプレイ(シール)のときの手
-ドリブル時の反対の手
-レイアップシュート時の反対の手
3.ディフェンスのハンドワーク
・ボールにプレッシャーをかけるハンドワーク
-ブロックシュート
-ドリブルスティール時のボールチェック
・相手にプレッシャーをかけるハンドワーク
-ディナイ
-ハンズアップ
【第4章:ボールコントロールの指導】
〇4-1.ボールコントロールの指導の方向性
1.ボールコントロールの指導の重要性
2.育成年代における取り組みの重点
・ミクロミニ(小学1・2年)、フレッシュミニ(小学3・4年)年代
・ミニ(小学5・6年)年代
・中学(中学1~3年)年代
〇4-2.ボールハンドリング
1.持つことによるボールコントロール
・ボールタッチ
-ボールの中心を見つける
-ボールの摘み上げ(ボールピンチ)
-ボール磨き
-ボールたたき(ボールスクラップ)
・リバウンドキャッチの感覚
-クロスキャッチ
-ボールの上げ下げ
-ボールの巻き込み
-連続タップ
・ボールキャッチ
-前後キャッチ
-クロスキャッチ
-前から投げて背面でキャッチ
-背面から投げて前でキャッチ
-背面から投げて前でキャッチ(片手)
・ボール回し
-首、腹、膝のまわり(ボディーサークル)
-8の字(フィギアエイト)
-大きな8の字
-ももあげ8の字
-ボールの8の字回し
・ルーズボールの感覚
-ボール転がし
-ボール引き
-ボール渡し
2.ドリブルによるボールコントロール
-ボールたたき上げ
-タイプライター
-フィギアエイト
-左右ドリブル
-前後ドリブル
〇4-3.ドリブル
1.ドリブルの基本的な考え方
2.ドリブルのタイプ
・スピードドリブル
・コントロールドリブル
・パワードリブル
3.ドリブルでのチェンジオブディレクション
-クロスオーバー
-リバース(バック)ターン
-ロール
-ビハインドザバック
-ビトウィーンザレッグ(レッグスルー)
-インサイドアウト
4.ドリブルでのチェンジオブペース(ヘジテーション)
-スタッターステップ
-スキップステップ
-ギャロップステップ
〇4-4.パスとキャッチ
1.パスの基礎知識
2.いろいろなパス
-チェストパス
-ワンハンドプッシュパス
-バウンスパス
-オーバーヘッドパス
-ベースボール(ショルダー)パス
-アンダーハンドパス
-フックパス
-ラップアラウンドパス
-ラテラルパス
-ハンドオフパス
-ビハインドザバックパス
3.キャッチ
-両手キャッチ
-ディフェンスを背にしての片手のキャッチ
-高いところと低いところでのキャッチ
〇4-5.ルーズボールとリバウンド
1.スライディング
2.リバウンディング
・ディフェンスリバウンドの技術
-ブロックアウト
-チェックアンドゴー
・リバウンドアンドアウトレットパス
・オフェンスリバウンドの技術
-ストレートカット
-フェイクアンドゴー
-スピンムーブ
-ステップバック
【第5章:シューティングの指導】
〇5-1.シュート指導の方向性
1.確実に得点できるプレイヤーの育成
・状況に応じたシュートを選択できる能力の育成
・ディフェンスを想定した練習の重視
・背の高い相手に対応できるシュートの習得
2.3ポイントシュートの精度が高いプレイヤーの育成
・長身者の長距離シュート練習
・シューティングメカニズムの習得
3.発育発達段階によるシュートの変化の理解
・大人の動きと子供の動き
・ワンハンドシュートのセットの位置
・ジャンピングシュートからの導入
・レイアップシュートの習得順序
〇5-2.基本的なシュート
1.シュートの基本3形態
・セットシュート
・ジャンプシュート
・ジャンピングシュート
2.レイアップショット
・ジャンプと着地
・手の使い方
〇5-3.ワンハンドショット
1.メカニズム
・バランス
-アライメント(関節の配列)と2本の軸
-シューティングライン
-スタンス
-姿勢
-視線
・ハンドポジション
-シューティングハンド
-バランスハンド
・キャッチング
・リズム
・リリースからフォロースルー
・着地
2.女子プレイヤーに対するワンハンドショットの指導
・世界基準はワンハンドシュート
・ワンハンドシュートの覚えなおしの弊害
・長距離への対応
3.ワンハンドショットの練習ドリル
・シューティングハンドづくり
-ボールリフトドリル
-シューティングハンドのみでシューティングドリル
・バランスハンドづくり
-バランスハンドの形をつくるシューティングドリル
-バランスハンドを実際にボールに添えたシューティングドリル
-バリエーション
・シュートアーチづくり
-バックボードの裏からのシューティングドリル
・シューティングラインとアラインメントづくり
-ラインシューティングドリル
-フライングエルボー修正ドリル
・リズムづくり
-チェアシューティングドリル
-ステップインドリル
・ジャンプシュートづくり
-バランスシューティングドリル
-セルフパスシューティングドリル
-ドリブルからのジャンプシュートドリル
・反復練習ドリルと競争的練習ドリル