オフドリブルシュート(ランニングシュート・レイアップ)バリエーション

ランニングシュート・レイアップの種類を説明します。
公認コーチ講習では、オフドリブルシュート(ドリブル後のステップ)として紹介されました。

【手の使い方による分類】

・アンダーハンド
手のひらが上を向いたレイアップシュート
スラムダンクの「庶民シュート」の形

・オーバーハンド
手のひらが下を向いたレイアップシュート
欧米では、レイアップというとオーバーハンドから教える
私は基本、こっちです。

・ワンハンド
ボールを片手で支え、そのまま片手でシュート
反対の手でブロックをガードできる

・ラグビーシュート
ボールを体で抱え込むことで密集地帯でもボールを守れる

【投げる位置による分類】

・リングシュート(レイイン)
バックボードを使わず、直接リングに入れる

・バンクシュート
バックボードにあてて狙う
こっちの方が簡単

【ステップによる分類】

・ツーステップ(レギュラーステップ)
通常の二歩のステップ
普通のレイアップ
左から行くときも右手(利き手)でうてばいいと思う

・パワーステップ(両足ステップ)
両足着地・両足ジャンプ
ツーステップよりもパワーをつけたシュートがうてる

・ワンステップ(パーカーステップ)
片足着地・片足ジャンプ
通常のステップが二歩なのに対し、一歩目の足で飛ぶステップ。

・ワンツーステップ(ストライドストップ)
スピードのある場合に特に用いられることの多い止まり方
ワン・ツーのリズムで止まる。
最初のワンは片足で着地し、そのままジャンプし、ツーは両足ででストップする。

・ギャロップステップ
ギャロップを和訳すると「襲歩」となり、馬術における全速力の指示という意味です。
足の運びはワンツーステップに似ていて、片足ジャンプ→両足着地となります。
この時の動き方が「強く速く遠く」がギャロップステップのコツとなります。

・ステップインシュート
ピポットを使って踏み込んでシュート
両足で飛ばないとトラベリングと言う人もいるが、踏み込んだ際に軸足を離して、自由足だけで飛んでも大丈夫
でも、ルール知らない人に吹かれたら仕方ない

・ドノバンステップ
右からのレイアップの場合右足を左足よりも左に置いて、バックターン。
アン・ドノバンが得意としたステップ。
これもあまり実用性がなく、コーディネーショントレーニング用

・ユーロステップ
ジグザグステップ
最近のトレンド
外側だけでなく、どこにジクザグしてもユーロ

・逆ユーロステップ
内側にジグザグのユーロ
ユーロステップの一種だけど、細かくわけてみた

【バックシュート】

・レイバック
ボード側の手でバックシュート

・リーチバック
ボード側の反対の手でバックシュート

・パワーステップバックシュート(造語)
バックシュートが得意でない人は振り向いて両手でうてばいいと思う

・クロスオーバーシュート
コートをクロスして、リングの反対側からうつ
バックシュートではないけど、ここにいれました

【クラッチ】

・ダブルクラッチ
個人的には、狙ってやるというより、反応してやっちゃう感じ

【フローター】

・ティアドロップ
オーバーハンドのフローター
ティア(涙)ドロップ(しずく)

・スクープ
アンダーハンドのフローター
すくう(スクープ)から
個人的な解釈だと、ティアドロップが最初からフローター狙いなのに対して、スクープは最後無理やりねじこむためにひょいと投げるイメージ

【コーディネーショントレーニング用】

実用性はあまりないが、運動神経強化用のメニューとして。
・アラウンドザボディ
ボールを体のまわりで一周させる

・レッグスルー
股下を通す

う~ん、ジャンプ力ひくっ

【ゼロステップ解禁して使えるようになった技】

・ギャロップ&ステップインシュート
以前はギャロップ前の片足が1歩目、両足着地が2歩目だった。
ゼロステップ解禁後は両足着地が一歩目なので、どっちの足でもピポッドが踏めるようになった

・ギャロップ&ワンツーステップシュート
ギャロップのジャンプが0歩扱いになったので、そのあとにワンツーまでできるようになった
違和感があるので、審判によっては間違えて吹くかもね

【まとめ】


全体的にスピードがなく、いい見本ではなかったな