投稿者「stardamire」のアーカイブ

バスケットボール指導教本上巻の目次(前半)

バスケットボールの指導者向けの教本上下巻の紹介となります。
目次を記載しますので、気になる項目があれば、購入し、ご一読ください。
上巻(前半)
上巻(後半)
下巻(前半)
下巻(後半)

【第1章:コーチ役割と責務】

〇1-1.コーチの役割と責任

1.コーチングとは何か
・コーチングを始めるにあたって
・チームの勝利とプレイヤーの育成
・コーチングの目的、コーチングの目標

・コーチングにおける成功とは
・コーチの価値観
・コーチングとティーチング

2.コーチングフィロソフィー
・人を育てるという指導
・良いミス・悪いミスの見極め
・勝敗に対する態度
3.コーチに求められる資質と責任
・周囲との適切な関係の構築

・ロールモデルとしての存在
・リーダーシップの発揮
・指導に携わる責任
・安心できるスポーツ環境の構築
・安全確保への努力
・モラルの徹底

〇1-2.コーチングビジョン

1.コーチングデザイン
・全体像の明確化
・システムの構築
・チームスタイルの決定
・戦力分析
2.コーチングテクニック
・共通理解の構築
・適切なフィードバック…

ゾーンアタック~ボールアラウンドとマンアラウンド

【ゾーンアタック三行まとめ】
☑人はあまり動かずボールを動かして、ゾーンを崩すのがボールアラウンド。
☑人もボールも動かして、ゾーンを崩すのがマンアラウンド。
☑結局一番大事なのは、オフェンスリバウンド。
現在、当チームでは2-3のゾーンディフェンスを組まれた場合、ボールアラウンドでゾーンアタックをしています。
しかし、当日のメンバーの習得率やシュートの調子、相手チームのゾーンのクセによっては、全く効果がない場合もあります。
よって、セカンドオプションとして、現在マンアラウンドを練習中です。
今回は、ゾーンアタックの考え方、ボールアラウンドとマンアラウンドの違いなどを解説したいと思います。

【相手のゾーンディフェンスの特徴を把握する】

ゾーンディフェンスには色々な種類があり、同じアライメント(隊列)のゾーンの場合でも、微妙な立ち位置の違いや、身長の違い、動きの違いがあります。
なので、ゾーンアタックで最初に考えるのは、相手のゾーンディフェンスの特徴を把握することになります。

〇ゾーンのアライメント

まずは相手のゾーンディフェンスが「2-3」のローゾーンなのか、「3-2」のハイゾーンなのかを把握します。
稀に、「1-3-1」のスペシャルゾーンもありますが、今回は省きます。
「2-3」には、後列の真ん中がハイポを守る「2-1-2」と、前列の二人が縦に並ぶ「1-1-3」の場合もあります。
「3-2」には、前列の真ん中だけが高めに守る「1-2-2」もあります。

〇ゾーンの動きの違い

ゾーンはアライメントの違いだけでなく、ディフェンスの守り方よっても分類できます。
ストレートゾーン:2-3や3-2などのアライメント(配置)だけを決めるゾーンディフェンスです。
マッチアップゾーン:ゾーンでありながらもマンツーのように、ノーマークを作らないよう心がけるディフェンスとなります。
スライディングゾーン:自分のエリアにいるオフェンス全員をマークするディフェンスです。
参考:マッチアップゾーンとスライディングゾーン
クラブチームの場合は、ストレートゾーンから始まって、チームごとにマッチアップゾーン色が強まるか、スライディングゾーン色が強まるかに進化していきます。
当チームの場合は、ファーストオプションはマッチアップゾーン、人数が少なくて体力温存したい時や、3Pを積極的に撃たせたい時はストレートゾーンにします。
経験則としては、マッチアップゾーンに対して通常のゾーンアタックをしても効きにくいですね。

〇ゾーンの広さの違い

同じアライメントのゾーンで、同じ動き(スライディングorマッチアップ)のゾーンであっても、ゾーンの広さが極端に変わるチームもあります。
3Pラインまでしか出ない小さく守るチームと、3Pラインをはみ出して積極的に守るチームです。
小さく守られると、中で崩しようがなく、3Pがメインとなってしまうので、3Pの調子次第で結果が左右されてしまいます。
逆に大きく守られると、隙がでる反面、ディフェンスのプレッシャーも強くなります。
3-2の場合はハーフコートぐらいから極端に高くプレッシャーをかけてくるチームもありますね。

〇ゾーンの守る人の違い

よくあるのは、でかいプレイヤーが3-2の真ん中に立つタイプですね。
それ以外にも、インサイドがでかくてディフェンスリバウンドをしっかりと取るチームなのか、機動力を中心としたチームなのかでも、考えが変わります。
ここはメンバーチェンジによって試合中も変化するので、あまり細かく気にしすぎても仕方ありませんが。

一応、私の場合は、アライメントの違い(最重要)、動きの違い、広さの違い、守る人の違いを把握しようと試みます。

【ゾーンアタックのオプション】

いくら相手のディフェンスを研究したところで、ちょっとした細かい修正程度で、結局やることは変わりません。
ゾーンアタックの流れ(うまくいかない時の変化)としては下記をイメージしています。

アタック・ドリブル/attack dribbleとクラブ・ドリブル/crab dribble、二つのドライブの違い

アタック・ドリブル/attack dribble

2019/07/03up
マニアック度★☆☆☆☆

アタック・ドリブル(attack dribble)とは、リング方向へドライブするドリブルのことです。
アタック(attack)は「攻撃」です。
ドリブルアタック、(狭義の)ドライブ、ペネトレイトなどが同義となります。

クラブ・ドリブル/crab dribble

2019/07/03up
マニアック度★★☆☆☆

クラブ・ドリブル(crab dribble)とは、リングを正面に横(斜め)方向へドライブするドリブルのことです。
クラブ(crab)は「蟹」です。
蟹のように横歩きすることからクラブドリブルと呼びます。
参考文献:Hard work beats Talent! ~ハードワークは全ての才能を打ち負かす~ 神奈川大学バスケットボール部のオフェンス強化メニュー

アタック・ドリブルとクラブ・ドリブルの比較


アタック・ドリブルとクラブ・ドリブルの違いはドライブする方向がリング方向か、横(斜め)方向かの違いとなります。
参考とした動画では、ドライブはクラブドリブル(横)ではなく、リングにアタックしろと、クラブドリブルを否定的に表現していました。


(↑神奈川大のDVD買っちゃいました)

個人的な意見としては、二線のディフェンスがドライブに対して、安易に寄ってくれるのであれば、意図的にクラブドリブルをしてキックアウトをするのは有効だと思います。

アタックドリブルのメリットは、レイアップやファウルが狙える、ゴールへの合わせ(ダイブ)へのパス(ディッシュ)が狙える、深くディフェンスを引き付けてからのワイドオープンへのキックアウトが狙えることです。
アタックドリブルのデメリットは、接触が強くなり、位置が深くなるのでターンオーバーのリスクが増大します。

クラブドリブルのメリットは、ディフェンスを抜く必要がないので、簡単にキックアウトができる、ドリブルで動きながらパスするのでパス&ランの動きがしやすいです。
クラブドリブルのデメリットは、引き付けが浅いのでキックアウトしてもオープンになりにくい。二線が反応しなければ、単なるアウトサイド同士のパスになってしまいます。

攻撃的なアタックドリブルをベースに、クラブドリブルを使い分けるのが理想的だと思います。

レブロン・ジェームスが発言したクラブ・ドリブル

レブロン・ジェームスがゼロステップのことをクラブ・ドリブルと発言(言い訳)した過去があり、間違えた意味で認識している人もいます。
詳しくは、「レブロンジェームスとトラベリング 〜 クラブドリブルの謎」で…