マニアックバスケ用語」カテゴリーアーカイブ

上級者というか、もはやマニア向けのバスケ用語辞典です。
初めて聞いた言葉や、曖昧に理解した言葉だけをまとめた自分用のマニアックバスケ用語辞典です。

メンバー向け限定公開バスケ用語辞典
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ア行
アライメント/alignment
アーリー・ポスト/early post
ウェッジ/wedge
カ行
カオス/chaos
ガベージ・タイム/garbage time
クロス・ドリブル・ジャブ/cross dribble jab
コンテイン/contain
コースト・トゥ・コースト/coast to coast
サ行
サイティング/sighting
サークル・ルール/circle rule
サークル・ムーブ/circle move
ジャッグル/juggle
シャロー・カット/shallow cut
シュート・フェイク・クロスオーバー/shoot fake crossover
ショート・ロール/short roll
シールド/shield
スペイン・ピック/spain pick
スラスト・ステップ/thrust step
タ行
ダックイン/duck in
ダッグイン/dug in
ツー・フォー・ワン/two for one
ディープ・カット/deep cut
デコイ/decoy
デッド・ターンオーバー/live turnover, dead
デッド・ロー/dead low
ドノバン・ステップ/donovan step
ドリブル・キャッチ・アップ/dribble catch up
ナ行

ハ行
ハドル/huddle
バンパー/bumper
ヒット・バック/hit back
ブラッド・エリア/blood area
プルアップジャンパー/pull up jumper
ブリッツ/blitz
フロム・ダウンタウン/from downtown
ホット・ハンド/hot hand
ボール・プッシュ/ball push
マ行

ヤ行

ラ行
ライブ・ターンオーバー/live turnover, dead turnover
リジェクト/reject
リップ・スル-/rip through
リフト/lift
レントゲン/roentgen
ワ行

デコイ/decoyって何?バスケ用語の意味を解説

デコイ/decoy

2019/07/09up
マニアック度★★☆☆☆
デコイ/decoyとは、ディフェンスを(二人以上)引き付ける、囮役となるオフェンスプレイヤーのことおよび囮役となる動きのことです。

参照:月刊バスケットボールで連載中の『まんが バスケットボール用語辞典』

デコイ(decoy)とは、元来は狩猟で「囮に使う鳥の模型」という意味があります。

狩猟の時オトリに使われる野鳥の置物です。群れをつくる水鳥の習性をうまく利用して、飛んでいる鳥をおびき寄せる事が目的でした。

この「デコイ」という言葉の語源は、もともと、水鳥を一つの池におびき寄せるためにつくった人工の水路のことでした。広い水路の先にエサをまいておくと、水鳥たちはエサにつられてしだいに水路の奥まで泳ぎすすみ、最後には小さな池に集まったところを一網打尽、という狩猟をしていました。

おびき寄せるとき、エサのほかに模型も浮かばせておいたので、いつしか模型そのものもデコイと呼ぶようになりました。

ゾーンオフェンスの時のクラブドライブで引き付けてからのキックアウトもデコイとして捉えています。

他分野でのデコイ

・サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール
「ディフェンダーを引きつけるために行う囮としての動き」と、同義となります。
むしろ、こっちのジャンルの方でもともとデコイを使っており、バスケでもデコイと呼ぶようになったのではないでしょうか。

・ファイナルファンタジー
「ファイナルファンタジーXIIに登場する魔法で、かけた対象に敵を引きつけさせ、集中的に攻撃を受させる効果」だそうです。
攻撃役にバーサク、盾役にデコイみたいです。
うーん、かけられたくないですね、平和が一番。

・エヴァンゲリオン
劇中での第7の使徒の上部にあるコアを攻撃してもダメージを与えられなかったところ、葛城ミサトが「デコイ(囮)」と発言しました。
真のコアは下部の球体内部にあったそうです。

アタック・ドリブル/attack dribbleとクラブ・ドリブル/crab dribble、二つのドライブの違い

アタック・ドリブル/attack dribble

2019/07/03up
マニアック度★☆☆☆☆

アタック・ドリブル(attack dribble)とは、リング方向へドライブするドリブルのことです。
アタック(attack)は「攻撃」です。
ドリブルアタック、(狭義の)ドライブ、ペネトレイトなどが同義となります。

クラブ・ドリブル/crab dribble

2019/07/03up
マニアック度★★☆☆☆

クラブ・ドリブル(crab dribble)とは、リングを正面に横方向へドライブするドリブルのことです。
クラブ(crab)は「蟹」です。
蟹のように横歩きすることからクラブドリブルと呼びます。
参考文献:Hard work beats Talent! ~ハードワークは全ての才能を打ち負かす~ 神奈川大学バスケットボール部のオフェンス強化メニュー

アタック・ドリブルとクラブ・ドリブルの比較


アタック・ドリブルとクラブ・ドリブルの違いはドライブする方向がリング方向か、横方向かの違いとなります。
参考とした動画では、ドライブはクラブドリブル(横)ではなく、リングにアタックしろと、クラブドリブルを否定的に表現していました。

個人的な意見としては、二線のディフェンスがドライブに対して、安易に寄ってくれるのであれば、意図的にクラブドリブルをしてキックアウトをするのは有効だと思います。

アタックドリブルのメリットは、レイアップやファウルが狙える、ゴールへの合わせ(ダイブ)へのパス(ディッシュ)が狙える、深くディフェンスを引き付けらてからのワイドオープンへのキックアウトが狙えることです。
アタックドリブルのデメリットは、接触が強くなり、位置が深くなるのでターンオーバーのリスクが増大します。

クラブドリブルのメリットは、ディフェンスを抜く必要がないので、簡単にキックアウトができる、通常のパス&ランの動きがパスする前からランができます。
クラブドリブルのデメリットは、引き付けが浅いのでキックアウトしてもオープンになりにくい。二線が反応しなければ、単なるアウトサイド同士のパスになってしまいます。

攻撃的なアタックドリブルをベースに、クラブドリブルを使い分けるのが理想的だと思います。

レブロン・ジェームスが発言したクラブ・ドリブル

レブロン・ジェームスがゼロステップのことをクラブ・ドリブルと発言(言い訳)した過去があり、間違えた意味で認識している人もいます。
詳しくは、「レブロンジェームスとトラベリング 〜 クラブドリブルの謎」で…

サークル・ムーブ/circle move、渦の理論とは?バスケ用語

サークル・ムーブ/circle move

2019/06/24up
マニアック度★★☆☆☆

サークル・ムーブ/circle moveとは、ボールマンのドライブする方向に合わせて、同じ方向にオフボールマンが動くことで、ドライブのスペースを作ったり、合わせのパスを受けやすくなったりすることです。
直訳すると、サークル(circle)は「円、周囲」、ムーブ(move)は「動く」です。

〇渦の理論

ボールマンが右ドライブをした場合、左回りの渦が生まれていると想定すると、その渦に巻き込まれる形で合わせをすることから「渦の理論」という名前をつけました。円のように動くことから「サークルムーブ」と表現されることもあります。

引用元:NBAで凄いのはダンクだけ!?

「サークル・ムーブ」よりも「渦の理論」の方がしっくりきますね。

〇合わせ

ドライブに対してインサイドに合わせることを「ダイブ(飛び込む)」、アウトサイドに合わせることを「ドリフト(漂う)」と呼びます。
サークルムーブは主に、ドリフトを行うアウトサイドプレイヤーが行う動きとなります。

〇サークル・ムーブの動き

サークルムーブは、主にボールマンがドライブを仕掛けているボールサイド側のオフボールマンが該当します。


1番のドリブルに合わせて、2番がフレアカットの動きで、ドライブと同じ方向に広がります。
2番プレイヤーが広がってくれたおかげで、ディフェンス2番も広がり、ドライブのコースができ、そのままレイアップが可能となります。
また、ディフェンス2番と被らないように曲線的にオフェンス2番が動いてくれると、キックアウトからの3Pが狙えます。

同様にヘルプサイドの3番がドライブと同じ動きで空いたスペースを埋めます。(リプレイス)
キックアウトから放たれた2番のシュートが外れた場合も、3番が高い位置にリプレイスしてくれているので、セーフティの役目となります。

〇サークル・ムーブの反対に動いた場合

ボールマンのワンパスアウェイポジションがドライブの反対に進んだと仮定します。

まず、1番のドライブのコースにディフェンス2番が入ってしまうので、2番が不用意に近づくのは邪魔となります。
仮に2番にパスアウトしても、すぐにディフェンス2番が2番のシュートチェックに間に合ってしまいます。
DHO(ドリブル・ハンズ・オン)という手段があるので、絶対的な間違いはありませんが、無策で近づくのは避けた方がよいでしょう。

続いて3番がサークルムーブと反対に進んだ場合です。
1番と3番の距離が長くなるので、スキップパス気味になり、インターセプト(パスカット)の可能性が発生します。
仮に3番にパスが通っても、シュートをチェックすることはたやすくなります。
そして、セーフティポジションに人がいなくなるので、シュートミスからの速攻を狙われます。

〇ベースラインドライブ場合

オフボールマンの全員がサークルムーブに従って動くわけではありません。

例えば、2番がコーナーからベースラインドライブをしかけた際、1番はサークルムーブに従って、ウイングにおります。
1番がおりてきたおかげで、2のドライブが止まった場合も、1に戻すパスでターンオーバーを回避することができます。

逆サイドの3番は、サークルムーブに従ってトップにリプレイスするという選択肢も間違いではありません。…